1939年、ワシントンDC近郊で娼婦の死体が発見された。
時をおかず第二の事件も発生。
凄惨な猟奇殺人に世間が沸く中、
恐竜の謎について独自の解釈を示した「重力論文」が発見される。
思いがけない点と点が結ばれたときに浮かびあがる動機―
先端科学の知見と奔放な想像力で、
現代ミステリーの最前線を走る著者渾身の一作!
猟奇殺人の犯人が捕まった。
陪審員の理解は得られず、
男は凶悪犯の巣窟・孤島の牢獄アルカトラズへと送られる。
折しも第二次世界大戦の暗雲が垂れ込め始めたその時期、
囚人たちの焦燥は募り、
やがて脱獄劇に巻き込まれた男は信じられない世界に迷い込む。
島田荘司にしか紡げない、天衣無縫のタペストリー。
(内容紹介より引用)
読み始めは第二次世界大戦前のアメリカが舞台の
猟奇殺人ミステリーだと思い込んでしまいました。
それが第二章「重力論文」から怪しくなってくる・・・。
殺人事件の犯人は捕まったはずなのに
異説ともいえる重力論文を展開したまま上巻が終わって
下巻へ。
下巻は殺人事件の犯人とされたバーナードが
凶悪犯の巣窟ともいうようなアルカトラズへ移送されるところから始まる。
そして第四章が「パンプキン王国」!
そう、カボチャのパンプキンです。
うひゃひゃひゃ(笑)
しかし、このパンプキンはとても大きな痛みを伴うパンプキン。
奇想天外という表現がぴったりくる展開の全ては
エピローグのために。。。
そう、最後のエピローグの為に今までの全てがあるのです。
解説が伊坂幸太郎氏というところでお察し下さい。




