¥1620
テレビから流れる、キューバとミサイルの映像。
父さんの咳、中学校の残酷な教師。
不安に胸をしめつけられながらも、
少年は、祈り、そして闘っていた。
彼の祈りに、火喰い男マクナルティーが触れたとき、奇跡が生まれる。
ボストングローブ・ホーンブック賞、
ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞受賞。
(内容紹介より引用)
訳は、私にとってはシアラー作品でお馴染の金原瑞人氏。
同じ作家の「肩胛骨は翼のなごり」が好きなら
きっとこちらも好きだと思います。
私は好き。
やっぱり、児童書にしておくにはもったいない、と感じます。
内容紹介を読むと、
よくわからない世界かと思ってしまうかもしれませんがw
普通のイギリス北部の海辺の田舎町、
まだ先の大戦の記憶が薄れていない1962年のことです。
イギリス軍はヨーロッパ各地で
ナチス・ドイツを相手に戦争していたんですね。
そして、また米ソ冷戦時代。
当時のソビエトがキューバへミサイルを運ぼうとする。
また戦争か!?と恐怖が忍び寄る。
火喰い男って大道芸の人のことなんだけど、
主人公の少年ボビー(ロバート)にとっては不可解な存在。
なぜ あんな痛くて怖いことをしているんだろう?って。
中学へ入る直前に南部の都会から転校生がやってくる。
そこはかとない侮蔑の視線。
転校生の両親は共に教師だった。
一方、地元の人間は漁師や工場で働いたりしている。
そして女性は家にいるもの。
こういうギャップって世界共通なんですね~。
いろんなものとぶつかって、
精神的にも物理的にもね^^
成長する少年少女たち、更には大人たち。
物語の終わりに少し先へ進む彼らの姿が良いです。
「肩胛骨は翼のなごり」の感想も書いてます。
こちらです→ ★


