池澤夏樹の文と竹沢うるまの写真が誘う南の島の魔法
約20年前に発行された池澤夏樹氏の
処女小説「南の島のティオ」の続編。
小説の舞台となっている南の島の
美しい写真を組み合わせた写真小説です。
(内容紹介より引用)
『南の島のティオ』という本があります。
以前、私も感想文を書かせていただきました。(こちら→☆)
そのティオの続編がありました。
写真家・竹沢うるまさんの撮った南の島の写真とのコラボです。
途中途中に池沢さんの物語が入ってきて
本当にティオが写真の中にいるような気になります^^
ティオ、元気でした。
少~し成長したけど、
まだお父さんのホテルをお手伝いしながら島にいました。
美し過ぎる南の島と海の写真を見ていると
きれいと思うと同時に
ほんの少し哀しい気持ちにもなってしまう。
それはティオの物語のせいかもしれない・・・。
写真目当てに手に取る方が多いようですが、
私は池澤さんの短編目当てでした。
もう一度、ティオに会えて嬉しいです^^



