ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「さ行」で始まる作家 > 瀬尾まいこ

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戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)
瀬尾 まいこ
文藝春秋
2012-01-04

¥637
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の2人息子。
要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、
ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。
家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。
ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。
大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、
温かな笑いに満ちた傑作青春小説。
坪田譲治文学賞受賞作。

(内容紹介より引用)




アンソロジーで読んだのは
この「第一章」でした。
そのアンソロジーの感想はこちら→『Re-born はじまりの一歩』

『はじまりの一歩』というアンソロジーで読んだ時、
兄が東京へ旅立つエンディングで
とても素敵な短編だと思いました。

ところが本編では、
それこそ「はじまりの一歩」だったんですねぇ!
兄が東京へ行った後、
1年遅れで弟が自分の進路を決め、
それぞれの道を歩き始めるまでの1年間のことです。

大阪の中華屋さん、戸村飯店を営む一家。
家族の中でなんとなく浮いてしまう長男、
持ち前の明るさで周囲に難なく馴染む次男、
そんな兄弟を見守る両親。

それぞれの立場で読むことができる物語だと思います。
長子の人は長男・ヘイスケの、
2番目や末っ子の人は次男・コウスケの、
そして、タイプの違う子供たちをもつ親の立場で。

大阪弁と大阪ならではのノリで楽しさいっぱい!
ちょっと元気もらえます^^

瀬尾さんにしては、かなりコミカルな印象です。
私が読んでないだけで、他にもあるかもしれませんが。。。

卵の緒 (新潮文庫)/新潮社



¥464

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瀬尾まいこ




2007年7月発行




僕は捨て子だ。


その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。


代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。


それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。


「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。


初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7's blood」)。


優しい気持ちになれる感動の作品集。








(内容紹介より引用)












短編が2つ。


「卵の緒」


「7’s blood」





とっても可愛らしくて、ほんのりじわ~ん。


家族の温もりに触れたい時にぴったり!





「卵の緒」はラストまできて


じわわわ~~~ん (TωT) となります。


家族って、親子って


お互いを思いやる気持ちが大切なのであって


血縁関係だけじゃないってこと。。。




2つ目の「7’s blood」は


逆の見方といってもいいかもしれません。


どんなにこじれた関係でも


血の繋がりとは不思議なもの。


瀬尾まいこさん、3冊読んだ中では


この1冊がよかったです^^




またいつか、違う本も読んでみようかな。。。








今日は自分の通院日でちょっと遅くなってからのUPです。


採血やら文書やらめんどくさかったー^^;





強運の持ち主 (文春文庫)/文藝春秋



¥540

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瀬尾まいこ




2009年5月発行




元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。


ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。


父と母のどちらを選ぶべき? という小学生男子や、


占いが何度外れても訪れる女子高生、


物事のおしまいが見えるという青年……。


じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった1冊。






(内容紹介より引用)









この作家さんで本当に読みたいのは「卵の緒」なのだ。


また違うものを買ってしまった・・・(笑)




4編の連作短編集。




本名の吉田幸子の言うことじゃ信憑性がないから


ルイーズ吉田という占い師名になった主人公は、


なかなかの売れっ子占い師のようだ(笑)




私はこういう人に頼ったことはないので


どんなものかイマイチよくわからない。




でも、たぶんここに書かれているように


何かを決断しなきゃいけなくなった時、


あと1歩の背中を押して欲しい人たちが集まってくるのかも・・・。




主人公の適度ないい加減さと、そこそこの鋭さがいい感じです。




コミカルで明るいお話でした。


疲れちゃったなーという時に読むといいかも^^







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