¥637
大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の2人息子。
要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、
ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。
家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。
ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。
大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、
温かな笑いに満ちた傑作青春小説。
坪田譲治文学賞受賞作。
(内容紹介より引用)
アンソロジーで読んだのは
この「第一章」でした。
そのアンソロジーの感想はこちら→『Re-born はじまりの一歩』
『はじまりの一歩』というアンソロジーで読んだ時、
兄が東京へ旅立つエンディングで
とても素敵な短編だと思いました。
ところが本編では、
それこそ「はじまりの一歩」だったんですねぇ!
兄が東京へ行った後、
1年遅れで弟が自分の進路を決め、
それぞれの道を歩き始めるまでの1年間のことです。
大阪の中華屋さん、戸村飯店を営む一家。
家族の中でなんとなく浮いてしまう長男、
持ち前の明るさで周囲に難なく馴染む次男、
そんな兄弟を見守る両親。
それぞれの立場で読むことができる物語だと思います。
長子の人は長男・ヘイスケの、
2番目や末っ子の人は次男・コウスケの、
そして、タイプの違う子供たちをもつ親の立場で。
大阪弁と大阪ならではのノリで楽しさいっぱい!
ちょっと元気もらえます^^
瀬尾さんにしては、かなりコミカルな印象です。
私が読んでないだけで、他にもあるかもしれませんが。。。


