シリーズ2作目、というか後編。
不老不死の霊薬も虚しく、双子の兄コンラッドは死んでしまった。
分身のようだった兄の死。
ヴィクターの喪失感はあまりにも大きかった。
そんな時、闇の図書館の残骸で見つかった降霊盤がある言葉を綴った。
『来たりて、よみがえらせよ』。
ヴィクターは先祖が隠した霊薬を発見。
コンラッドの恋人エリザベス、親友ヘンリーとともに
死せるコンラッドに会うため霊薬を口にする。
若き日のフランケンシュタインを描いたダークファンタジー。
訳者あとがき=原田勝
(創元社HPより引用)

前作「フランケンシュタイン家の双子」に続く物語。
2冊で完結してるので前編、後編という捉え方をするといいかも。
前作の記事はこちら→「フランケンシュタイン家の双子」
双子の兄・コンラッドが亡くなって3週間後から始まります。
前作の最後で兄・コンラッドの亡骸は
フランケンシュタイン家が代々埋葬されている氷の洞窟に安置された。
双子であるヴィクターはまだ後悔の念と共に諦めきれずにいる。
不老不死の霊薬は失敗だった・・・
母はふさぎ込み、父は仕事に戻る。
両親は自分が兄を死に追いやったと考えているのでは?
という懸念も16才の少年の心細さを表してると思う。
ヴィクターの兄を思う心と未知の物への好奇心がまた新たな扉を開ける。
前作同様、コンラッドの恋人だったエリザベス、
共通の幼馴染・ヘンリーも最初は「またぁ?」という感じ。
この世とあちらの世を行き来できる霊薬を使い、
再びコンラッドに会う彼らを待ち受ける恐ろしい罠!
10代の彼らの恋愛感情も大きく作用する。
同時に、城の地下に見つかった遺跡の発掘。
そして、未来の(古典の)フランケンシュタイン博士を彷彿とさせる秘儀。
まさしく冒険譚!
これ、映画になったらおもしろそうな気がします。
このシリーズ2冊、かなりお気に入りです!
不老不死の霊薬も虚しく、双子の兄コンラッドは死んでしまった。
分身のようだった兄の死。
ヴィクターの喪失感はあまりにも大きかった。
そんな時、闇の図書館の残骸で見つかった降霊盤がある言葉を綴った。
『来たりて、よみがえらせよ』。
ヴィクターは先祖が隠した霊薬を発見。
コンラッドの恋人エリザベス、親友ヘンリーとともに
死せるコンラッドに会うため霊薬を口にする。
若き日のフランケンシュタインを描いたダークファンタジー。
訳者あとがき=原田勝
(創元社HPより引用)
前作「フランケンシュタイン家の双子」に続く物語。
2冊で完結してるので前編、後編という捉え方をするといいかも。
前作の記事はこちら→「フランケンシュタイン家の双子」
双子の兄・コンラッドが亡くなって3週間後から始まります。
前作の最後で兄・コンラッドの亡骸は
フランケンシュタイン家が代々埋葬されている氷の洞窟に安置された。
双子であるヴィクターはまだ後悔の念と共に諦めきれずにいる。
不老不死の霊薬は失敗だった・・・
母はふさぎ込み、父は仕事に戻る。
両親は自分が兄を死に追いやったと考えているのでは?
という懸念も16才の少年の心細さを表してると思う。
ヴィクターの兄を思う心と未知の物への好奇心がまた新たな扉を開ける。
前作同様、コンラッドの恋人だったエリザベス、
共通の幼馴染・ヘンリーも最初は「またぁ?」という感じ。
この世とあちらの世を行き来できる霊薬を使い、
再びコンラッドに会う彼らを待ち受ける恐ろしい罠!
10代の彼らの恋愛感情も大きく作用する。
同時に、城の地下に見つかった遺跡の発掘。
そして、未来の(古典の)フランケンシュタイン博士を彷彿とさせる秘儀。
まさしく冒険譚!
これ、映画になったらおもしろそうな気がします。
このシリーズ2冊、かなりお気に入りです!
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