ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「は行」で始まる作家 > 東野圭吾

祈りの幕が下りる時
東野 圭吾
講談社
2013-09-13

5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (102件のカスタマーレビュー)
極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。
夢見た舞台を実現させた女性演出家。
彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。
数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――
第48回吉川英治文学賞受賞作品!
1000万人が感動した加賀シリーズ10作目にして、
加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる。

(内容紹介より引用)




これは、映像化してくれてもいいかも・・・
というより阿部寛さんの加賀恭一郎で見たい!です^^

今回は親子の愛、なのかな。

過去から数十年の時を超えてやってくる真実の数々。
そっとしておいてもよかった事さえ明るみに出る時、
罰せられるべき人だけでなく
その周囲にまで波紋が及ぶことが痛々しく思える。

日本橋を中心に毎月1か所ずつ
12の橋を巡る謎がずっと気になってました。
終盤、やっとわかった時の切なさ・・・。

今回の事件の中心人物となる女性、
これがまた手強い!
そして、恭一郎の母との意外な繋がりが見えてくる。

『新参者』、『麒麟の翼』に続く日本橋署の加賀恭一郎、
最後の事件です。
ちなみに私のイチオシは『麒麟の翼』です。

いろいろ書きたいけど、ミステリーなのでこの辺で(^^ゞ
読み始めたら途中でやめるのは大変!w
寝不足覚悟で一気読みでした。


¥648
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (60件のカスタマーレビュー)
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。
一方、
東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、
一人の男に目をつけた。
事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。
殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。
お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、
犯人の仮面を暴くのが彼の職務。
二人が出会う前の、それぞれの物語。
「マスカレード」シリーズ第2弾。

(内容紹介より引用)




長編『マスカレード・ホテル』の前日譚の短編集。
<目次>
それぞれの仮面
ルーキー登場
仮面と覆面
マスカレード・イブ

先の3編が短くて
最期の『マスカレード・イブ』が中編ぐらい。

まず、ホテル・コルテシア東京で働く山岸尚美。
フロント業務に少し慣れてきたところらしい。
そしてルーキーはもちろん警視庁の刑事・新田。
3編目でまた山岸尚美が登場。

タイトル作の『マスカレード・イブ』で
山岸は系列ホテルの新規オープンした大阪へ。
東京でおきた事件を捜査する新田とは、
直接は会わないし、名前を知ることもないが、
お互いに存在を知ることになる。
新田は、切れ者のホテルマンとして。
山岸は、エリート気取りの自信家としてww

最期に山岸は東京へ戻ってきてます。
ここから『マスカレード・ホテル』へ繋がっていくんですね。

この短編集はおもしろかったです。
でも、やっぱり続きが読みたい!
『マスカレード・ホテル』で出会った山岸と新田の
その先の物語が知りたいと思ってしまいました。

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
東野 圭吾
KADOKAWA/角川書店
2014-11-22

¥734
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (163件のカスタマーレビュー)
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。
そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、
突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。
時空を超えて過去から投函されたのか?
3人は戸惑いながらも
当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、
ある児童養護施設との関係。
悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

(内容紹介より引用)




GWの古本セールで文庫を購入。

1通の手紙ごとの連作短編集かと思ったら長編でした。

出来過ぎ、というレビューも見かけますが
東野作品の安定さ、ともいえるのではないでしょうか。
読者の期待を裏切らず最後まで楽しませてくれます。

ただ成り行きから相談室の代役になった話ではなく、
時空を超えて・・・という一捻りがよかったです。
少しだけ「不思議な現象」がはいってる。

最初に撒かれた伏線が
エンディングできれいに回収されていて、
こういう風に繋がっているのね、と。。。
人が生きるって点じゃなくて線なんだとわかります。

泣くまではいきませんが、
やっぱり人ってまだまだ捨てたもんじゃないという
ほんのり柔らかい気持ちにさせてくれました。
エンタメとしてじゅうぶん楽しませていただきました~。

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