ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「か行」で始まる作家 > カミラ・レックバリ

酒を飲まない雑貨店経営の女性がパートナーとの喧嘩直後、
飲酒運転で道路脇の木に突っ込み即死した。
事故として処理しようとしたパトリックだったが、
なぜか気になって資料室にこもるうちに、数年前の泥酔自殺に辿り着く。
偶然、二つの出来事のあり得ない共通点を見つけ、
さらに、スウェーデン各地で
同じような事故と事件が起きていることが判明して…。
世界で1000万部突破の大人気シリーズ第4弾。

(内容紹介より引用)




エリカ&パトリック事件簿シリーズ4巻目。
4作目では、
既にマヤという娘を授かったエリカとパトリックの結婚式準備がー!
この辺は日本とは違う感覚なのかな。
結婚はしてなかったんですね、この二人。
パートナーという日本語訳になってました。
ただ、式の準備段階で口出ししてくる姑さんとかは、日本と同じかも~(笑)

前作で失態をし退職した刑事の穴埋めとして赴任してきた女性刑事が登場。
そして、彼女のワケあり風な夫も一緒に引っ越してきた。

同時に若者向けドキュメンタリー番組が
フィエルバッカの町で撮影されることになり・・・

心理療法士=カウンセラーという職業についてる人たちの倫理観を信じたい、
と思ってしまう。
人の心を癒し、あるべき方向へ向かわせることが出来るということは!?

脇を固める登場人物それぞれについて
おざなりでない書き方をしているところもお気に入りの1つ。
笑っちゃうキャラの署長・メルバリも
今回はプライベートで痛い目に会います( ´艸`)ムフ
そして、妹・アンナにも今度こそ本当の幸せが訪れそう・・・。

目出度く夫婦となったエリカ&パトリック、
ラストでは次作へ続くエリカの母の秘密がちらりと!
死を哭く鳥 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)/集英社


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ロブスター漁の網が子供の遺体を引き上げた。
医師ニクラスの娘、7歳のサーラだった。
検死の結果、肺から石鹸水が検出され、
殺人事件として捜査が開始される。
指揮を執るのは父親になったばかりのパトリック、
生前最後にサーラと一緒にいた少女から事情をきいたものの、
浮かんだ犯人像はあまりに意外で…。
小さな海辺の町の人間模様と風土も魅力的、
世界で1000万部突破の大人気シリーズ第3弾。

(内容紹介より引用)




エリカ&パトリック事件簿シリーズ3作目。

1作目で出会って、
2作目で妊娠してて、
3作目では・・・ハイ、出産されていましたw

エリカとパトリックの二人は娘・エマが産まれて親になりました。
物語はエマの生後2か月から始まってます。

エリカはかなりの産後抑鬱症ではないだろうか、と
新しいママ友のシャロットは案じてる。
しかし、本当に辛く大変な思いをするのはシャロットの方だった・・・。

今回の事件の被害者は、わずか7歳の少女。
シャロットの長女・サーラだったのだ。

幼少期から発症する精神疾患と、
それに対する偏見と不理解が生む悲劇。
こういうことって、日本でもスウェーデンでも変わらないみたいです。

病名があるのだから、
きちんと理解して治療を受け、
対応の仕方を知ればどうということもなかった。

最初に遺体で見つかったサーラの他に、
愚かな警察官のせいで亡くなる青年がもう一人。

後から、悔やんでも悔やんでも悔やんでも・・・
戻らないのは子どもの命。

エリカたちに授かった新しい命と、理不尽に消された命たち。
今回は今までで一番ずしっと来るかも。

そして、ラストにはエリカの妹・アンナが・・・!

まだまだ目が離せないエリカ&パトリックです。
悪童 エリカ&パトリック事件簿 (エリカ&パトリック事件簿) (集英社文庫)/集英社


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夏の朝、洞窟で若い女の全裸遺体と朽ちた古い遺体が2体見つかった。
休暇中のパトリックだったが、
妊婦のエリカを気遣いながらも捜査を指揮することに。
検死の結果、
新旧遺体は二十数年を挟んで全く同じ方法で惨殺されたことが判明、
捜査線上に今は亡きカリスマ説教師の呪われた一族が浮上し…
北欧の海辺の小さな町を震撼させた猟奇的殺人事件を
作家&刑事が解決する大人気シリーズ第2弾。

(内容紹介より引用)




エリカ&パトリック事件簿シリーズ2作目。

1作目で目出度くカップルになったエリカ&パトリック、
この2作目ではエリカちゃん妊娠中です♪
しかも既に妊娠後期でマタニティブルーにどっぷり!
その辺がなんだかリアルで笑っちゃいけないんだろうけど、クスッとなりますw
そして、妹・アンナの人生も二転三転・・・。

今回、身体がキツい時期に図々しく避暑にやってくる親しくもない親戚一家に
我慢していたエリカは、とうとうブチ切れます。
やった~!私まで気分すっきり(笑)
本筋のミステリー以外の人間模様の部分でもストーリー性あります。

タイトルの説教師は、キリスト教信者でもなく
きちんとお勉強したことがあるわけでもない私にはピンときませんでした。
説教師というのは、
教会で聖書の中の言葉を引用して
信者の皆さんにお話をする人のこと、らしいです。
そういえば、仏教でも法事の時なんかにお坊さんが
仏様の教えについてちょこっとお話してくれたりしますよね。

横溝正史の世界かと思うような
旧家の血筋に絡んだ猟奇殺人ですが、
あそこまで暗く陰鬱にならないのは登場人物たちの普通さ、かも・・・。

被害者たちの最期に至るまでの描写がすごいです。
まだ希望を持っていた時からあっという間に絶望にとらわれ、闇へ。

リアルタイムの事件の経過の合間に
「誰か」の回顧録が時々挟まれていて
今回もあっという間にラストまでいってしまいました。

説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)/集英社


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