女探偵・葉村晶(あきら)は、
家出中の女子高校生ミチルを連れ戻す仕事で怪我を負う。
一ヶ月後、行方不明のミチルの友人・美和探しを依頼される。
調査を進めると、他にも姿を消した少女がいた。
彼女たちはどこに消えたのか?
真相を追う晶は、何者かに監禁される。
飢餓と暗闇が晶を追いつめる……
好評の葉村晶シリーズ、待望の長篇!
(内容紹介より引用)
以前読んだ短編集「依頼人は死んだ」と
同じ主人公、探偵・葉村晶シリーズの長編。
短編集の後味が悪くて積読が長くなってしまいました。
しかし!
短編集で後味が悪いなんて言ってられなかった。
若竹作品にはいつも毒が仕込まれているのですが、
これは毒のあるミステリーというより
ハードボイルド小説ですね。
事件を追った結果、
探偵の葉村も心身ともに痛めつけられ
三十路シングル女性の脆さを痛感したが、
解決後に一体いくつの家庭が崩壊したのだろう。
亡くなった命の数も多い・・・。
苦いを通り越して、おぞましさを感じてやり切れない。
真相を聞きだす葉村の心境は
読んでる私の心境にぴたりと重なっていました。
「わかってる、薄々わかってるんだ。
聞けばゾッとするって。
でも、コイツの口からはっきり言わせなきゃいけない。」
何がそんなにゾッとするのか・・・
さすがにそれは書けませんが、
ネタバレを半分覚悟でヒントを挙げるなら
<うさぎ><ゲーム><狩猟> です。
これでも、半分なんです。。。
アクションファンタジーの世界から抜け出そうと
リアリティ重視で積読の中から選んだ1冊。
ちょっとリアル過ぎてまた違うドツボにハマりました(-_-)


