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人気作家の競作アンソロジー 新たな出会いと出発の物語
父の浮気から両親が離婚、娘は高校の寮に入る
――今日は家族解散の日。
最後だから、と秘密の暴露を始めた三人は
父の携帯に届いたメールに誘われ、
見ず知らずの若い男とドライブに出かける(伊坂幸太郎「残り全部バケーション」)。
行き止まりに見えたその場所は、自分次第で新たな出発点になる!
時代を鮮やかに切りとりつづける人気作家7人が描く“再生”の物語。
(内容紹介より引用)![]()
自分の描いた「はじまりの一歩」が
もっと深いところにあったか、
空の高いところのような空気感を期待していたのか・・・
ショートストーリー過ぎて
あっという間に1つの物語が終わってしまう印象でした。
もう少し作家さんを減らして
一編の長さを増やしてくれた方が良かった。
もったいない、と思ってしまう~。
でも、おもしろかったお話もいくつかありました!
<目次> ・・・ 掲載順です。
「よろこびの歌」 宮下奈都
「あの日の20メートル」 福田栄一
「ゴーストライター」 瀬尾まいこ
「コワリョーフの鼻」 中島京子
「会ったことがない女」 平山瑞穂
「瞬間、金色」 豊島ミホ
「残り全部バケーション」 伊坂幸太郎
私が断トツで楽しんだのは、
瀬尾さんの「ゴーストライター」でした。
この短編を読んだら
「戸村飯店 青春100連発」 (文春文庫)が読みたくなった!
正反対のタイプに見える兄弟の
ギクシャクしながら過ごしてきた毎日と別れが良かったです。
戸村飯店にチャーハン食べに行きたい(笑)
そして、初読みの作家さん、豊島ミホさんの
「瞬間、金色」がよかったです。
こちらは中学時代から始まる女の子二人のお話。
この作家さんはどの作品が一番有名なんでしょうね???
たぶん、私より若い世代の人には知られているのかも^^;
伊坂幸太郎さん、異次元空間になってませんよw
でもね、登場する家族の母だったはずで
普通の主婦だったはずの女性がちょっと怖い。
離婚にあたって何を考えてるのか、さーっぱりわからない!
浮気してた父であり夫の情けなさも容赦ないですw
このアンソロジーを読むのに
4月という今の時期がちょうどいいんじゃないかと思ったけど
私としては、ちょっとばっかり肩すかし・・・(´・ω・`)
好きな作家さんが入っていたら
読んでみて下さい。


