ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「あ行」で始まる作家 > 大崎梢

([お]13-1)クローバー・レイン (ポプラ文庫)/ポプラ社



¥734

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大崎梢




2014年7月発行




老舗の大手出版社に勤める文芸編集者の彰彦は、


過去の人と目されていた作家の素晴らしい原稿に出遭い、自分の手で本にしたいと意気込む。


けれど会社では反対され、なかなかGOサインが出ない。


いくつものハードルを越え、彰彦はさまざまな人を巻き込んで、


本を出すため、そしてそれを多くの人に届けるために奔走し、


同時に自分自身のわだかまりにも向き合っていく。


本にかかわる人たちのまっすぐな思いに胸が熱くなる物語。






(内容紹介より引用)









せっかく新刊を読んだので先に感想UPします。




シリーズものじゃない長編。


まず、よかったです。


ジャンルを問わず本が好きな人なら、きっと何かしら感じるはず・・・。




大崎梢さんの人気シリーズでは、他にも本に携わる人たちの物語が書かれています。


成風堂シリーズでは本を売るお店の書店員さん達を、


ひつじ君シリーズでは書店へ本を売り込む出版社の営業さんを、


そしてこの物語では、いっちばん最初のところを。




作家さんが書いても出版社に認めてもらわなくては


「本」というカタチになって人々の目に触れ、読まれることはない。


知っていたはずなのに、すっかり忘れていた!




売れる本


売りたい本


読みたい本


めでたく1冊の本になった中にもいろいろある。




この物語で書かれる1冊の本は、


出版社にとっては「売れる」でもなく、「売りたい」でもない作家の書いたもの。


本に作り上げる気にはなれない・・・


でも、担当編集の彰彦は「読みたい」と思ったのだ。


更には多くの人に読んでもらいたい、と。




その1冊を「本」にするために彰彦は奔走する。




1冊の本が店頭に並ぶまでに、どれだけの人が携わり


どれほどの時間がかけられているか、よくわかりました。


今まで以上に本が好きになり、1つ1つの物語を丁寧に読みたくなる。。。


そして、こんな風に本を紹介することは無駄ではないとも思えました^^





これは再読じゃないです。







「背表紙は歌う」  創元推理文庫  2013年7月発行




大崎梢  (Ohsaki  Kozue)






「とある地方の小さな書店が経営の危機にあるらしい」。


よくある悲しい噂のひとつだと思っていたが、


書店営業仲間の女性がそのことを妙に気にしていて……(表題作)。


個性的な面々に囲まれつつ奮闘する井辻くんは、東に西に今日も大忙し! 


出版社の新人営業マンの活躍を描いた、


本と書店を愛する全ての人に捧げるハートフル・ミステリを五編収録。


好評〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉シリーズ第二弾






(内容紹介より引用)









これは文庫が7月に出たばっかりで新刊で購入。


積読にしてる内に成風堂シリーズとのコラボ作品「受賞式の夕べに」が!


大慌てて読みましたw




いつも通りの短編集。


「ビターな挑戦者」


「新刊ナイト」


「背表紙は歌う」


「君とぼくの待機会」


「プロモーション・クイズ」




出版社のこと、取次や本屋さんとの関係につていは


ほとんど知識がないので、


成風堂シリーズより新鮮さを感じて読んでます^^




この短編集で1番よかったのは「新刊ナイト」


ひつじくんのカッコイイところが見れます!


いっつも先輩たちの後を行くばかりじゃねぇ、と


謎解きにがんばります。




そして「プロモーション・クイズ」でちらりと


成風堂の名探偵がかすめていきますw


ここに出てくるなぞなぞが難解です^^;




楽しいシリーズでした♪




背表紙は歌う (創元推理文庫)/東京創元社



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年末年始用に体力温存のためw


少しPC時間減らそうと思ってます。


とはいっても、昨夜から咳、今朝から偏頭痛なんですが^^;


今までに比べて更にマイペースでスローになりそう~。


すいません~m(__)m







やった!邂逅編!







「ようこそ授賞式の夕べに」  東京創元社  2013年11月発行




大崎梢  (Ohsaki  Kozue)






今日は年に一度のイベント、書店大賞授賞式の日。


成風堂に勤める杏子と多絵は、初めての授賞式参加とあって、華やいだ気分でいっぱいだ。


ところが朝の業務を終えて出かけようという矢先に、


福岡の書店員・花乃が「書店の謎を解く名探偵」に会いに成風堂を訪れる。


書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を解いてほしいというのだ。


一方、明林書房の新人営業マン・智紀も、今日この日を有意義に過ごすべく、準備万端整えていた。


そこへ、他社の営業マン・真柴から、今すぐ来いと呼び出しを受ける。


書店大賞事務局長の竹ノ内が、今日のイベントに関わる重大問題に頭を抱えているらしい……。

〈成風堂書店事件メモ〉×〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉、


両シリーズのキャラクターが勢ぞろい! 


書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。






(BOOKSデータベースより引用)









わぁ~ 楽しい♪


本好きにはたまらない2つのシリーズが出会いました。




本屋さんを舞台とした「成風堂書店事件メモ」シリーズと


本屋さんをまわる営業マンの「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」シリーズ!




両方のシリーズでチラチラっとお互いが垣間見えたりしてたので


いつかリンク?コラボ?してほしいなぁって思っていたところへ最新刊!


今までは、ずっと文庫待ちしてたのですが


これは我慢しきれず、こっそり単行本を買いに走りました^^;




ストーリーの方は今までのシリーズの雰囲気を壊すことなく、


今はなき書店にまつわる謎を解くというものです。




これからの方、ネタバレになっていたらごめんなさいm(__)m




書店大賞受賞式という年に1度のイベントの日、


たった1日の物語です。


始まりは朝7:40、関係者の誰かのおうちから。




せっかくのイベントを台無しにされないよう開式までに


謎を解き、妨害を防ぐために都内近郊を


レギュラーメンバーが走ります。




時間を追って、


成風堂チームと出版社営業チームと交互に書かれています。


1冊で二度おいしい♪




シリーズをずっと読んできた人も


これが初めての人も楽しめると思います。




そして、クライマックスは授賞式の終わる夜8:30。


成風堂の名探偵・多絵ちゃんと明林書房・営業マンのひつじくん、


やっと出会い、謎を解きます。




この本のサブタイトルは「成風堂書店事件メモ・邂逅編」!


いや~ これだけでファンにはたまらないです( *´艸`)




文庫待ちしても、是非お読みください~^^




そして、単行本には折り込みのピンクの紙に


「桜咲く日に」というショートストーリーが・・・。


明林書房・編集者の吉野くんが登場してます。


ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)/東京創元社



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参考までにシリーズ既刊を出版順に・・・


「配達あかずきん」


「晩夏に捧ぐ」


「サイン会はいかが?」


「平台がおまちかね」


「背表紙は歌う」





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