ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「さ行」で始まる作家 > 杉浦日向子

一日江戸人 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
2005-03-27

5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
現代の江戸人・杉浦日向子による、
実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。
江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、
江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。
さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察(「将軍の一日」)、
大奥の仕組み(「ザ・大奥」)、春画の味わい方(「春画考」)まで。
著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、
居ながらにして気分はもう江戸人だ。

(内容紹介より引用)




著者の想うこと、感じたことを綴るエッセイではなくて
ほんとに「江戸の町ガイドブック」という感じです。

初級から始まって上級まで、
イラスト入りで楽しく面白く江戸を堪能できます。
1話が短いので移動中のお供にピッタリです^^
一応、読み終わったことになるけど
何度でも読み返して楽しめると思います。

ちょんまげの微妙な形の違いや服装などは、
やはりイラストが効いてきます。

著者の杉浦日向子さんが
どれだけ江戸が好きだったのかがわかります。
出来ることなら、
一緒に江戸の町を歩いてみたい!
現在の町並みに江戸時代を
重ねてみることができるアプリがあるらしい・・・
読書メーターで教えていただいたのですが、
まだ見つけてません(^^ゞ

百物語 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
1995-11-30

5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
江戸の時代に生きた魑魅魍魎たちと人間の、滑稽でいとおしい姿。
懐かしき恐怖を怪異譚集の形をかりて漫画で描いたあやかしの物語。

(内容紹介より引用)




杉浦日向子さん作の小説じゃなくてコミックです。

「百物語」、
ご隠居さんが様々な人から
不思議だったり奇怪だったりするお話を聞いていく。
百話目が終わると魑魅魍魎がこの世に現れ・・・
という怪談話です。

ですが、
漫画のせいか怖さや恐ろしさはあまり感じず
昔話をきいているような雰囲気でした。
おもしろかったです。

そして、百話目は・・・ヾ( ̄0 ̄;ノ

杉浦さんの描く人の姿が好きです。
滑稽さ、みたいなところが(笑)

ものすごく分厚い文庫本なので
隙間時間に少しずつ読んでいました。
1つ1つのお話がほんの数ページと短いので読み易いです。

百日紅 (上) (ちくま文庫)
杉浦 日向子
筑摩書房
1996-12

百日紅 (下) (ちくま文庫)
杉浦 日向子
筑摩書房
1996-12

文化爛熟する文化文政期の
江戸の街の暮らし・風俗・浮世絵の世界を
多彩な手法で描き出す代表作の決定版。
初の文庫化。
【解説: 夢枕獏 】

北斎、娘のお栄、英泉、国直……
奔放な絵師たちが闊歩する文化文政の江戸。
淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。

(内容紹介より引用)




映画を観てきたブロガーさんの記事で
作品自体を初めて知って、きっと私は好きだろうと
先に原作を読むことにしました。

ちくま文庫から出ていますが
漫画家さんなので、もちろん小説ではありませんよー。
ただね、文庫サイズになると
セリフの字がちーっちゃくて!
ローガンな大人にはちと辛かったです^^;

上下巻になっていますが小説のように完全な続編ではなくて
いくつものお話がたくさん詰まってる、という感じです。
唯一、上巻の初めに善次郎が拾った子犬が
だんだん成長して大きくなっているのが時間の流れ、でしょうか。

見たことのない江戸の町、そこで暮らす人々の姿を
北斎の娘・お栄を主役にして
わかりやすく描いてくれてる。
江戸が好きならきっと楽しく、おもしろく読めると思います。

原作だけで満足するかと思ったら
映画化されているなら是非観てみたくなった!!

原作者の杉浦日向子さん、
40代の若さで既にお亡くなりになっているとか・・・残念です。
エッセイを読んでみたくなって検索したら
『アンソロジー お弁当』の中で一編だけ読んでいました。
おにぎりをとてもおいしそうに描写されています。

参考までに、
映画の公式サイトはこちらです→『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』

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