ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

カテゴリ:「は行」で始まる作家 > 畠山健二


本所亀沢町にあるおけら長屋は、今日も騒がしい。
密かにお染のあとをつける大工の又造。
その意外な理由とは。
花見で浮かれる長屋の連中をよそに、一人沈む万造。
ひょんなことから五十年前の真実が明らかに。
八百屋の金太に嫁取りの話が!?
お糸と文七の祝言が近づく長屋のあちこちで難事が発生。
折しも流行病が西方から江戸へ、そして本所にも…。
笑って泣ける大人気連作時代小説、シリーズ第六弾。

(内容紹介より引用)




シリーズ最新刊、連作短編集です。

<目次>
しおあじ
ゆめとき
とうなす
やぶへび
だきざる

貧乏だけどおせっかいで
人との関わりを大切にする長屋の住人たちに
また会えました。

今よりずっと寿命が短くて
命が儚かった江戸の時代だからこそ
人々は助け合って絆を強くもっていたのでしょう。

「ゆめとき」でじんわりきて、
「とうなす」で大笑いして、
今回もいいなぁなんて油断してたら
「やぶへび」と「だきざる」の連作で泣かされました。
(TДT)←こんな感じで(笑)

お糸ちゃん、お幸せに。。。

お糸の母・お里のうっかりぶりが他人とは思えません(^^ゞ

このシリーズはずっと追いかけていきたいので
またこれから次の新作を待ちます。


5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
今日も騒ぎが絶えない本所おけら長屋―。
だるま長屋との度胸勝負で本物の幽霊が…。
お染が考えた半襟が売り出されて大当たり?
吉原に通い詰める藩士の子細を知った藩主・高宗の決断とは。
久蔵が見た富くじの夢は現実となるのか。
金貸しのお熊ばあさんが過去と訣別するために選んだ手段は…。
笑いと涙が同居する、大反響の連作時代小説シリーズ第五弾。
文庫書き下ろし。

(内容紹介より引用)




いつもの顔ぶれが揃う短編集。

<目次>
ねのこく
そめさし
はるこい
まさゆめ
わけあり

「ねのこく」の幽霊騒動で
日頃は気風のいい江戸っ子たちが
我先にと逃げ出す様子が浮かんで
本を読みながら1人で笑ってしまった!

「はるこい」と「わけあり」で
ほろっとさせられるけど、
2つのお話で流される涙は、全く違う涙で・・・。

自分の見た夢に振り回される久蔵には
お疲れさまだったね!と言ってあげたい(笑)

江戸時代の庶民の暮らしは楽しそうだけど
決して良いことばかりじゃない。
そこのところが重くなりすぎないように
上手く書いてくれていると思います。

読書メーターの方に
著者の畠山健二氏から頂いたコメントで
最新巻は3月出版予定とのことでした。
ゆっくり春を待ちます。


本所亀沢町にある「おけら長屋」は、いつも騒動ばかり。
本所七不思議のひとつ、おいてけ堀で
河童の捜索を始めた万造と松吉が巻き込まれた事件とは?
島田鉄斎と因縁のある女スリが再び彼の前に現れて…。
大工の八五郎の娘、お糸と文七の恋がついに決着?
長屋で孤立無援となった松吉を、相棒の万造は救えるか!?
人の優しさが心に泌みる、笑いと涙の連作時代小説シリーズ、待望の第四弾。
文庫書き下ろし。

(内容紹介より引用)




シリーズ4作目で既刊はあと1冊になってしまいました。
読み終わってしまうのがもったいないと思っていたら
著者の畠山健二氏が読書メーターにコメント下さって、
新作は来年3月出版予定だそうです。
それまで、残り1冊をゆっくり読もうと思います!

おけら長屋があるのは本所。
毎回、巻頭にある江戸の地図によると、
両国橋から回向院(えこういん)界隈です。
時代ものの舞台に多い深川とはちょっと離れた場所ですが、
江戸っ子だった私の祖母の実家があった辺りなので
個人的には親しみが沸く地域です。

<目次>
おいてけ
あかいと
すりきず
よいよい
あやかり

『おいてけ』は、あの有名な怪談「おいてけ掘」です。
巻頭の地図を見て、初めて位置がわかったかも~(笑)
その怪談にまつわる事件で南町奉行の粋な采配が見られます。

江戸っ子はおせっかいで短気なんですねぇ。
人の世話を焼いて感謝されてたかと思うと、
いきなりケンカがはじまってたり・・・。
毎回、心がほっと温まり笑いがあり、ほろっと泣ける。

疲れた~となったら、おけら長屋を覗いてみたくなります。
お馴染みの住人たちがバタバタと日々をおくっている姿が
なんともいえず良いのですよ^^

『すりきず』に登場する元女スリは
シリーズ中2度目の登場なのですが、
前回から4年も経っている設定でびっくり!
私が既刊を後追いして読んでるからなんですね^^;

お正月にお炬燵に入って読むのがピッタリしそうな
江戸人情ものシリーズです。

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