ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2016年06月

猫語の教科書 (ちくま文庫)
ポール ギャリコ
筑摩書房
1998-12

ある日、編集者のもとへ不思議な原稿が届けられた。
文字と記号がいりまじった、暗号のような文章。
“£YE SUK@NT MUWOQ”
相談を受けたポール・ギャリコは、それを解読してもっと驚くはめになる。
原稿はなんと、猫の手になる、全国の猫のためのマニュアルだった。
「快適な生活を確保するために、人間をどうしつけるか」
ひょっとしてうちの猫も?
描き下ろしマンガ(大島弓子)も収録。

(内容紹介より引用)


 

違う本の感想文を書きかけていたのですが
ポール・ギャリコの作品の訳者である
灰島かり さん の訃報を知り、先に書くことにしました。 

モノクロの写真が所々に入る猫好きには楽しい本です。
そして、現実に猫と暮らす私にとっては
や・ら・れ・た~~~!!!って感じ(笑)

そうか・・・
いえ、そういえばそうだ。
私の生活は2匹の猫に占領されているわ!

グルメなキジトラ猫の嗜好を探索し、
自己主張する長毛猫に返事をし、
外が見たいとせがまれれば窓を開け、
暑ければ冷房、寒ければ暖房・・・Σヾ( ̄0 ̄;ノ

そして、20歳まで猫生を伸ばしてやろうと画策する!

猫に使われている皆さん、楽しんで下さい。

灰島かりさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。。。
たくさんの楽しい作品の翻訳をありがとうございました。
 

アルカトラズ幻想 上 (文春文庫)
島田 荘司
文藝春秋
2015-03-10

アルカトラズ幻想 下 (文春文庫)
島田 荘司
文藝春秋
2015-03-10

1939年、ワシントンDC近郊で娼婦の死体が発見された。
時をおかず第二の事件も発生。
凄惨な猟奇殺人に世間が沸く中、
恐竜の謎について独自の解釈を示した「重力論文」が発見される。
思いがけない点と点が結ばれたときに浮かびあがる動機―
先端科学の知見と奔放な想像力で、
現代ミステリーの最前線を走る著者渾身の一作!

猟奇殺人の犯人が捕まった。
陪審員の理解は得られず、
男は凶悪犯の巣窟・孤島の牢獄アルカトラズへと送られる。
折しも第二次世界大戦の暗雲が垂れ込め始めたその時期、
囚人たちの焦燥は募り、
やがて脱獄劇に巻き込まれた男は信じられない世界に迷い込む。
島田荘司にしか紡げない、天衣無縫のタペストリー。 

(内容紹介より引用)




読み始めは第二次世界大戦前のアメリカが舞台の
猟奇殺人ミステリーだと思い込んでしまいました。
それが第二章「重力論文」から怪しくなってくる・・・。

殺人事件の犯人は捕まったはずなのに
異説ともいえる重力論文を展開したまま上巻が終わって
下巻へ。

下巻は殺人事件の犯人とされたバーナードが
凶悪犯の巣窟ともいうようなアルカトラズへ移送されるところから始まる。
そして第四章が「パンプキン王国」!
そう、カボチャのパンプキンです。
うひゃひゃひゃ(笑)
しかし、このパンプキンはとても大きな痛みを伴うパンプキン。

奇想天外という表現がぴったりくる展開の全ては
エピローグのために。。。
そう、最後のエピローグの為に今までの全てがあるのです。

解説が伊坂幸太郎氏というところでお察し下さい。



2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2518ページ
ナイス数:173ナイス

天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV (新潮文庫)天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV (新潮文庫)感想
北森鴻作品の中で一番好きな蓮杖那智シリーズ。文庫になったので・・・。北森さんが書き残した短編2編に浅野里沙子さんが書いた数編を加えて1冊になってます。浅野さん、ご苦労されただろうと思います。。。長文レビューはまた後日ブログにて。
読了日:5月5日 著者:北森鴻,浅野里沙子
和樂(わらく) 2016年 02 月号 [雑誌]和樂(わらく) 2016年 02 月号 [雑誌]感想
美術館へ行けなかったのでバックナンバーを取り寄せました。これ、付録も素敵なので新品購入をオススメします^^ 北斎がお好きなら、興味があるなら、是非どうぞ。
読了日:5月8日 著者:
月の花月の花感想
絵本・・・なんだと思います。細密画の画集のようだし、物語は大人向けの寓話で読み物としても成立してます。私は絵もストーリーも好き!シャープペンシルで描いたというモノクロの細密画が素敵すぎる。ルカインのプシュケーのようなタッチが好きな人なら惹かれると思います^^
読了日:5月8日 著者:アイナールトゥルコウスキィ
和樂 2014年 09月号 [雑誌]和樂 2014年 09月号 [雑誌]感想
取り寄せバックナンバー2冊目。実は付録が目当てでした。「ニッポンの名画50」という小冊子が豪華なんですよ~。・・・だったのですが、本誌(というのかな?)のニッポンの原風景という特集も素晴らしかった!あなたにとっての原風景は?と私も周りの人たちに聞いてみたい。美しい写真をずっと眺めていたい。。。
読了日:5月12日 著者:
アルカトラズ幻想 上 (文春文庫)アルカトラズ幻想 上 (文春文庫)感想
普通に謎解きがすすんでいく猟奇殺人ミステリーかと思いきや・・・この世界はどこへ向かうのでしょうか。下巻へ!
読了日:5月12日 著者:島田荘司
ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)感想
有名なアニメ映画を思い浮かべながら読んでました。これから、シリーズを少しずつ読み進めていこうと思います。ハイタカが優秀であるがゆえに傲慢になり、影を作ってしまう・・・。児童書とはいえ、大人でもおもしろかったです。
読了日:5月19日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン,UrsulaK.LeGuin
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今更な感のある名作「よあけ」、やっぱりいいですね。一枚ずつ並べて寝室に貼って置きたい。。。
読了日:5月19日 著者:ユリー・シュルヴィッツ
魔法の夜に囚われて (ヴィレッジブックス)魔法の夜に囚われて (ヴィレッジブックス)
読了日:5月23日 著者:スーザン・キャロル
アルカトラズ幻想 下 (文春文庫)アルカトラズ幻想 下 (文春文庫)感想
これはすごい。全ては下巻のエピローグの為に・・・。重力論文もアルカトラズもパンプキンも、全ては1つの終着点に向かっているのでした。
読了日:5月23日 著者:島田荘司
金色機械 (文春文庫)金色機械 (文春文庫)感想
大好きな恒川ワールド!金色様はあのSF映画のアレを思い浮かべた人は多いはず!なんだかわかりませんね(笑)ものすごく面白かったです。
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