イオナはこれまでの人生を全て整理して、
生地アメリカから自らのルーツを求めアイルランド西部へ向かった。
目指すは彼女の一族が昔から暮らす大きな森が間近に控える地。
到着するや彼女は親戚が営む自家製化粧品の店〈ダーク・ウィッチ〉を訪ねる。
出迎えた親戚二人は彼女を歓待したうえに就職先まで面倒をみてくれた。
乗馬クラブで仕事を始めたイオナは
そこでオーナーのボイルの姿を目にして激しく心をときめかせる……。
緑豊かな大自然を舞台に繰り広げられる恋と魔術の三部作が幕を開ける。
(内容紹介より引用)
楽しいファンタジーでした。
扶桑社ロマンスというレーベルから出ていますが
アイルランドの古の魔女の家系のお話で、
ロマンス色は薄く魔法絡みのファンタジーという印象です。
内容紹介文の
「恋と魔術」という表現がぴったりです。
恋愛話だけでなく、
最初のダーク・ウィッチ、ソーカが闘った
邪悪な妖術師・キャヴァンが数百年の時を超えて襲いかかる!
今回のヒロイン、イオナがアメリカから移住してきたことで
何かが始まった・・・?
ソーカの末裔であるオドワイヤー家の魔力を持つ3人の物語を
それぞれ1冊にして三部作になってるので残り2作も読むつもりです。
キャヴァンとの闘いはまだ続きます~。
アイルランドの自然や観光名所になっている場所の描写も
行ったことのない私の脳内に景色が広がって楽しかったです。

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