ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2015年11月

ジョー ネスボ
集英社
2013-10-18

5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
オスロにその年の初雪が降った日、一人の女性が姿を消した。
彼女のスカーフを首に巻いた雪だるまが残されていた。
捜査に着手したハリー・ホーレ警部は、この10年間で、
女性が失踪したまま未解決の事案が、明らかに多すぎることに気づく。
そして、ハリーに届いた謎めいた手紙には“雪だるま”という署名があった…。
全世界でシリーズ累計2000万部、ノルウェーを代表するミステリー作家の傑作。

“雪だるま”事件は連続殺人の様相を呈していた。
また、10年前に起きた警官失踪が、事件に関係していることも明らかとなる。
捜査班の前には、次々と容疑者が浮かぶが、
真犯人はあざ笑うかのように先回りし、
やがて、その魔手は、ハリーの身辺にも迫る…。
アルコール依存症と闘いながら捜査に打ち込む、
陰影に富む主人公と、癖のある同僚警官たち。
30カ国以上で出版されている傑作警察小説。

(内容紹介より引用)




どうも話題になっているらしい、と気になっていたミステリー。

舞台はノルウェーのオスロ。
(私の好きなエリカ&パトリックシリーズはスウェーデンです)
主役はハリー・ホーレ警部。バツイチ。
アル中を克服したばっかり?まだ途中? そんな感じです。
これもシリーズものの中の1冊らしいです。

そして、やっぱりねという感じで
名前だけだと性別がわからない・・・w
登場人物紹介に
誰々の妻って書いてあれば女性だとわかるけど
職業だけだと、しばらく読み進めないとわからない。
スカッレ、アルヴェ、イーダル、ラケル、
この中で女性は最後の一人だけです。
エーリとエーリク、女性と男性です ・゚・(ノ∀`;)・゚・

上巻は動きが鈍い、というか
じっくり土台作りしてますっていう感じで、
上下巻のうち上巻で挫折する人がいそう^^;

下巻に入るとうねるように事件が動き出します。
途中で犯人はコイツでしょって思ってたのに
違う方へいっちゃって、えー!そういうこと!?と
驚いてたら、どんでん返し的に戻ってきました。
やっぱり真犯人はアイツだった・・・。

結構な猟奇殺人でちょっとやられました。
エリカ&パトリックみたいに横道(群像劇)がないから
がっつりハードな猟奇殺人ミステリーなのかもしれません。
男性っぽいのかな。

人気作らしいので気になる方はチェックしてみては・・・?^^



5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)
人は、自分の悲しみのために涙する。
陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、
女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。
祥瓊は、芳国国王である父が纂奪者に殺され、
平穏な暮らしを失くし哭いていた。
そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。
それぞれの苦難を負う少女たちは、
葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが―。

王は人々の希望。だから会いに行く。
景王陽子は街に下り、
重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。
祥瓊は弑逆された父の非道を知って恥じ、
自分と同じ年頃で王となった少女に会いに行く。
鈴もまた、華軒に轢き殺された友の仇討ちを誓う―
王が苦難から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、
邂逅を果たす少女たちに安寧は訪れるのか。
運命は如何に。

(内容紹介より引用)




ここで一区切りという雰囲気がわかります。
再び、陽子の物語。

慶国の女王となった陽子は鬱々と自己嫌悪に陥っているらしい。
何故って、
ついこの間まで日本の女子高生だったんだから
国政についてなんて知らなくても当然でしょ。
それなのに、周囲は「使えねー。チッ(  ̄っ ̄)」という態度。

補佐役でもある麒麟の景麒はどうかというと・・・
(景麒ファンの方すみませんw)
またイラつくんだわ!
例えば、交差点で景麒にお店の場所を尋ねたとする。
実際は対角線に渡った先の地下にあるんだけど
景麒の返事は
「その交差点を渡ったところにありますよ」
これで終わりなんです。
で、陽子は無駄に右往左往してしまい更に自己嫌悪。
景麒ムカつくわーって私はなってました(^_^;)

言葉が足りない補佐役・・・こっちのが使えないわー!
と、私は思うw

そんなこんなで陽子は王宮を出て街に暮らすようになります。
そして、同じ年頃の2人の少女が慶国を目指す。
彼女たち3人それぞれの背景が丁寧に描かれていて
目の前に立ち上がってくるようでした。

師匠から学び、妖魔と闘い、民を守り、
信頼できる仲間を自分で見つけていく陽子の姿が逞しい。

かつて、延王尚隆が言ったセリフ
「文句があるなら私を王に選んだ麒麟に言え!」
このぐらいのタフさがないと一国の王にはなれないのかも。

ラストで陽子が景麒や諸官たちに向けた言葉、
「他者に対して礼をもって接する。
そんな当たり前のことをするもしないも本人の品性の問題」
今、この世に生きる私たちにとっても同じことでしょう。

新潮文庫では次に『丕緒の鳥』という短編集がきています。
ちょっと違う本を読んで一息いれます^^
まだまだシリーズは続くのだ・・・・・。


5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (60件のカスタマーレビュー)
国が欲しいか。ならば一国をやる。
延王尚隆と延麒六太が誓約を交わし、
雁国(えんこく)に新王が即位して二十年。
先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。
そんな折、尚隆の政策に異を唱える州侯が、六太を拉致し謀反を起こす。
望みは国家の平和か玉座の簒奪(さんだつ)か──
二人の男の理想は、はたしてどちらが
民を安寧(やすらぎ)に導くことになるのか。
そして、穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込む争乱の行方は。

(内容紹介より引用)




感想文が追いついてないというか、たまってます^^;

さて、次は雁国。
雁(かり)と書いて雁(えん)と読むんですね。

今の雁国王の尚隆は
1巻目の陽子が王につく時に助けてくれた人。
時間が巻戻ってて、
その尚隆が王についた時のお話です。

尚隆も陽子と同じ胎果だった。
この十二国の世界で王になるはずが
触によって蓬莱(日本)へ。
小松尚隆という名で、
瀬戸内の領主の息子として暮らしていた。

なんと、ここで村上海賊(村上水軍)登場!

村上水軍によって絶滅させられた小松一族。
唯一、尚隆だけが麒麟である六太によって救われた。
延王尚隆と延麒六太のコンビが絶妙です。

驍宗もイイ男だけど、
私は尚隆も結構いいなぁと思ったり・・・^^

麒麟は不死身で賢くて、というだけならヒーローなんだけど
情けをかけすぎるというかなんというか・・・
穢れを嫌う麒麟の性質から
自ら誘拐された延麒六太を巡って雁国が揺れる。

邂逅があり、別れがあり、
この巻はこの1冊で完結してます。
意外と順番通りに読まなくてもOKなのかな・・・?
そんなわけないか!(笑)

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