ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2015年10月

追想五断章 (集英社文庫)
米澤 穂信
集英社
2012-04-20

5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (49件のカスタマーレビュー)
大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、
ある女性から、死んだ父親が書いた
五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。
調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件
「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。
五つの物語に秘められた真実とは?
青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。
精緻きわまる大人の本格ミステリ。

(内容紹介より引用)




本筋はファンタジー要素のない推理小説です。

そして、作中作というような5編のリドルストーリー。
この結末の一行がない物語の方が
米澤さんぽい気がしました。
そんなにたくさん読んでるわけじゃないけど(^^ゞ
不思議と怖さと謎と・・・
なかなか好きな雰囲気のリドルストーリーたちでした。

読メの一言レビューにも書いたけど、
推理小説としての結末は予想がついてしまう。
でも、その謎を追う過程はとてもおもしろく読みました。

2つの違う雰囲気を感じてしまったので
つまらないワケじゃないのに
感想を書きにくいし、
どういう方向でお勧めすればいいのか難しいです^^;

炎上する君 (角川文庫)
西 加奈子
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-11-22

5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
散歩中に拾った、自分と同じ機種の携帯電話。
その携帯に届いたメールに何の気なしに返信した私は、
返ってきた温かいメールに励まされ、
やがて毎日やりとりを始める―(「空を待つ」)。
我々は足が炎上している男の噂話ばかりしていた。
ある日、銭湯にその男が現れて―(「炎上する君」)。
何かにとらわれ動けなくなってしまった私たちに訪れる、
小さいけれど大きな変化。
奔放な想像力がつむぎだす愛らしい物語。

(内容紹介より引用)




西加奈子さん、初読みです。
短編集です。
<目次>
太陽の上
空を待つ
甘い果実
炎上する君
トロフィーワイフ
私のお尻
舟の街
ある風船の落下

「キテレツな世界」といったブロガーさんがいらっしゃいました。
読んでみて、
うんうん 確かにキテレツな世界だ(笑)
短編集だから読めたけど
1冊分の長編だったら、
頭の中がぐっちゃんぐっちゃんになりそう!

でも、キテレツなだけじゃなくて
現代のシステムに疲れてしまった心に
じんわり しんみり・・・そんな瞬間もあるんです。

見知らぬ誰かに日々、言葉をかけてもらう『空を待つ』。
タイトル作の『炎上する君』に登場する女子二人がすごくいい。
『トロフィーワイフ』、
相手は侮蔑の意味で言ったのだろうけど、いいじゃないか!
悔しかったらなってみろ・・・ちょっと違うか。
地図にのってない『舟の街』、
徹底的に参る=どん底?の状態になった人間だけがいけるらしい。
戻れるらしいけど、私だったら戻らなくいいわww
ダラダラ過ごしてやるー。

この4編がお気に入りでした。

そして、又吉直樹さんの解説も楽しい。
『火花』の次はフィクションの長編より
コラムのような文章を書いて欲しいと思ってしまった^^

ブログネタ
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順位はつけられないので
タイトルの五十音順にUPしました。

アンソロジー お弁当。
武田百合子
パルコ
2013-08-31


もう自分のためにお弁当を作ってくれる人はいないんだ、と。。。
懐かしさと一緒に読み、写真を眺め、
食いしん坊にはたまらないアンソロジーでした。

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華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)
上田 早夕里
早川書房
2012-11-09

華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)
上田 早夕里
早川書房
2012-11-09


SFは苦手ジャンルだと敬遠していた本。
もったいないことをした!
この世界観にどっぷり浸かってなかなか浮上できませんでした。

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魔女の血族 上 (ヴィレッジブックス)
デボラ・ハークネス
ヴィレッジブックス
2015-04-30

魔女の血族 下 (ヴィレッジブックス)
デボラ・ハークネス
ヴィレッジブックス
2015-04-30

大好きなシリーズ三部作の完結編。
前作を読んでから時間が経っていたので
再読してから読み始めました。
シリーズ1作目冒頭の三行がきっちり回収されています。
読み終わってしまうのが惜しかった!

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