ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2015年09月

ロードサイド・クロス
ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋
2010-10-28

5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。
陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。
いじめの被害者だった少年は姿を消した。
“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、
犯行はエスカレート、ついに死者が出る。
犯人は姿を消した少年なのか?
だが関係者たちは何か秘密を隠している―。
幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、
ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。
完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。

(内容紹介より引用)




キャサリン・ダンス2作目。
前作『スリーピング・ドール』から
ほんの2~3週間後の設定になってます。

今回はネット社会が取り上げられていて
著者が日本についてもよく知っている、とわかります。
ブログ、SNSからMMORPGまで
この本の中だけの話じゃなくて
自分自身にとっても切り離せなくなっているかも・・・。

ブログで自身の日記的記述をしている人たちのことを
エスクリビショニスト(escribitionist)と呼ぶそうで、
自己顕示欲の強い人(exhibitionist)と
記述する(scribe)を合体させて造語だとか・・・
うん、なかなか辛辣w

さて、
どうしても前作と比べてしまうのは読者として仕方がないw
もっと!と感じてしまうのも仕方ないww

疾走感は今回は事件の性質上ないです。
どんでん返しはありますが、
ちょっと作り込み過ぎ&盛り込み過ぎかなぁ、という気がしなくもない。
法執行機関上層部の政治的思惑に
振り回される現場の捜査官たちの苛立ちが
あまり描かれていなくて、
解消されて初めて「あ、こんなだったのね」という感想でした。

そして主役のキャサリン・ダンス、
次作では二人の男性の間で揺れそうな気配があります。
でも、ディーヴァー作品でロマンスはいらないんだけどなぁ。

そんなことを言いながら
また¥108コーナーで見つけたら読むんだろうな(^^ゞ
リンカーン・ライムシリーズの方を読みたくなってきました!

そして、文庫は上下巻で文春文庫から出ています。

スリーピング・ドール
ジェフリー ディーヴァー
文藝春秋
2008-10-10





5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
キャサリン・ダンス―カリフォルニア州捜査局捜査官。
人間の所作や表情を読み解く「キネシクス」分析の天才。
いかなる嘘も、彼女の眼を逃れることはできない。
ある一家を惨殺したカルト指導者ダニエル・ペルが、脱獄、逃走した!
捜索チームの指揮をとるのはキャサリン・ダンス捜査官。
だが、狡知な頭脳を持つペルは
大胆に周到に裏をかき、捜査の手を逃れつづける。
鍵を握るのは惨殺事件の唯一の生き残りの少女テレサ。
事件について何か秘密を隠しているらしきテレサの心を
開かせることができるのは、尋問の天才ダンスしかいない…。
ハイスピードで展開される逃亡と追跡。
嘘を見破る天才ダンスvs他人をコントロールする天才ペルの頭脳戦。
「言葉」を武器に悪と戦うキャサリン・ダンスの活躍を描く
ジェフリー・ディーヴァーの最新作。
ドンデン返しの魔術師の超絶技巧がまたも冴えわたる。

(内容紹介より引用)




読メのイベント、
CNC - 犯罪小説クラブ(Crime Novels Club) 参加本。

「リンカーン・ライム」シリーズの
『ウォッチ・メーカー』に初登場した
キネシクスの天才でCBIの捜査官、
キャサリン・ダンスが主役になった1作目。

訳はお馴染みの池田真紀子さん。

すんごい読み応えでミステリー好きなら大満足!

8年前に一家惨殺をした殺人犯を尋問するところから始まる。
タイトルのスリーピング・ドールとは
その時、たった1人生き残った少女のこと。

既に厳重警備の刑務所に終身刑で収監されていたが、
出所間近の受刑者に証拠隠滅を依頼したことが発覚し、
新たに立件するために連れてこられた郡裁判所で
爆破炎上と殺人がおきる!
そして、天才犯罪者ダニエル・ペルが脱走した。

追うキャサリン・ダンスVS逃げるダニエル・ペル!
目前まで追い詰めたかと思うと
忽然と姿を消すペル・・・
ペルが逃げた真の目的は何なのか?
更に、本当の共犯者は誰?

リンカーン・ライムもほんの一瞬だけ登場します。

追いつ追われつのストーリーはスピード感もあって、
最後の最後まで油断禁物です。

ちなみに文庫は
文春文庫から上下巻で出てます。


¥972
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
昔ばなしの主人公は、ふつう「いい子」に決まってる。
だけどロアルド・ダールは、「いい子」が好きじゃないらしい。
シンデレラは、サイテーな王子に愛想をつかし、
白雪姫は、競馬で当てて億万長者。
赤ずきんときたら、ピストルぶっぱなして、それはもう…。
ダールがこっそり教える、びっくりどっきり、ホント(?)の昔ばなし。

(内容紹介より引用)




予定通り9/13のダールさんのお誕生日に読みました。
ひとこと、笑った!!!

<目次>
シンデレラ
ジャックと豆の木
白雪姫と七人のこびと
三びきのクマ
赤ずきんちゃんとオオカミ
三びきのコブタ

韻を踏んだ言葉遊びでもあるので
原書で読める方は是非、そちらをオススメします。
訳者(灰島かり)さん、苦労されたようです(笑)

イラストはお馴染みのクェンティン・ブレイク。
私は好みのイラストで、ポストカードとか欲しくなります^^

そして、昔話を少しブラックにしてあるので
初めてこのお話たちに出会うお子さんには向かないかも。。。

「三びきのクマ」のお話、
確かに、子供心にも納得いかなかったんですよね(笑)
なんで?って。
勝手に食べたり、壊したり、寝ちゃったりした女の子、
どうして誰も叱らないんだろう?って。
ダールさんがバッサリやってます。

少し前に「戦う白雪姫」というキャッチの映画がありましたが、
この本の中には「ハードボイルドな赤ずきんちゃん」がいました!

児童書扱いですけど、
どちらかといえば大人が楽しむ本のように思います。

HAPPY BIRTHDAY!ダールさん!

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