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古文書の専門家グレースの夫と兄が殺された。
犯人は、
目下彼女が翻訳中の14世紀の古文書を狙う考古学財団の理事長。
いったい古文書にどんな秘密が?
耐えがたい悲しみと怒りを胸に
理事長たちの追跡を逃れつつ、彼女はやがて知る―
彼らに復讐するためには、
古文書に登場する勇猛な黒髪の戦士ナイルと会わなければならないことを!
現代と中世を結ぶ流麗なロマンティック・サスペンス。
(内容紹介より引用)
私は初読みの作家さんなのですが、
女性に大人気のベテラン作家さんだそうです。
著作もとても多いです。
たくさんの著作の中からこの1冊を選んだ理由は
「テンプル騎士団の古文書」!
このフレーズに釣られました(^^ゞ
タイトルと装丁のスウィートさに騙されます。
これ、なかなかハードな逃亡劇が始まって・・・
えーと、甘いラブシーン?
それは最後の1/4ぐらいからでしょうか。
ヒロインのグレースが中世のスコットランドへ
タイムトラベルして騎士のナイルに直接会ってからです。
なので、そちらを目当てに読むと期待外れかも。
ただ、ここまで女性目線というか中心にお話が作られていると
男性の読者は面白味がないだろうな、と思います。
かつての映画「タイタニック」が女性向けといわれたのと同じかなぁ。
物語が始まってすぐにグレースの最愛の夫と兄が殺害されます。
窓の外から目撃してしまったグレースは
その瞬間から組織に追われることになります。
更に、殺害犯に仕立て上げられ警察からも追われるハメに!
それまで、古文書の翻訳家であり
普通の妻だった31歳のぽっちゃり女性が
どんどん変わっていきます。
薄汚れ浮浪者に間違われ、体重が15キロ落ち・・・
逃亡の果てに辿り着いたシカゴで身の守り方を教わって
さぁ 反撃開始!
そしてエンディングはハッピーエンドといっていいと思います。
ハリウッド映画的とでもいいましょうか(笑)
その潔さ?も人気のひとつなのかも。
こういうパターンの作品を書く作家さんなのか、
もう1冊読んでみる予定です。




