ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2014年11月

5
雷桜 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)



¥605

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2004年2月発行

運命の波に翻弄されながら愛に身を裂き、一途に生きた女性の感動の物語。

乳飲み子の頃に何者かにさらわれた庄屋の愛娘・遊(ゆう)。
15年の時を経て、遊は、狼女となって帰還した。
そして身分違いの恋に落ちるが――。
数奇な運命を辿った女性の凛とした生涯を描く、長編時代ロマン。

(内容紹介より引用)




ブロガーさんに勧められて読んでみました。

宇江佐さんには珍しく?長編です。
著作の多い作家さんですが、今まで読んだ中では異色かも・・・。
スケールが大きく、深いので
なかなか感想文が書けませんでした(>_<)
自分の語彙の少なさや文章力の無さが情けないです。

一言で表せば、
大きな大きな愛の物語。

親子の愛、
夫婦の愛、
恋人同士の愛、
友の愛、
愛にも様々なカタチがある。

物語の中で流れる時間も長いです。
攫われた娘・遊が産まれたところから老いが見えるまで。

かつて、遊の生家と関わりを持った老いた武士の回想から始まる。
それでそれで!?と先を読ませる展開はさすがです。

ラストにどーんとした泣かせる山場があるわけではないけど
ぐぅっと喉が詰まって泣きたくなります。
それぞれの愛の深さと大きさに感動してしまいました。

タイトルの雷桜(らいおう)とは、
遊が産まれた日に大きな雷が銀杏の大木に落ち、
その折れた銀杏に桜が根付いたという珍しい桜の木のことです。
この桜がシンボルなのですね。

どうせなら桜の季節に読むのがいいかもしれません。
素敵な物語です。

深夜食堂 (小学館文庫)/大石 直紀



¥540

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 2014年12月発行 

 ネオン煌めく繁華街の路地裏にあるカウンターだけの小さな食堂。 
 夜十二時から朝七時まで営業しているこの店は、
 「深夜食堂」とよばれている。 
 愛人を亡くして新しいパトロンを物色中のたまこ、 
 無銭飲食したのを機に住み込みで働くことになったみちる、 
 福島の被災地から会いにきた謙三をなぜか避ける常連客のあけみ。 
 食堂を訪れる客たちは皆、ちょっとワケアリで…。 
 マスターが作る料理の懐かしい味にふれて客は心の重荷を下ろし、 
 胃袋を満たして明日への一歩を踏み出していく。 
 国民的食コミックの映画版をノベライズ。 
 飯島奈美氏監修のオリジナルレシピも収録。  

 (内容紹介より引用) 

  

 実は、コミックが原作なんです。 
 でも私はコミックを読んでなくて、 
 深夜に30分ドラマとして放映されていた時に知りました。 

 マスター役の小林薫さんと、 
 不思議な常連役のオダギリ・ジョーさんがなんともいえず、いい感じ^^ 

 コミック→30分ドラマ→
 映画化(2015年1月公開予定)→そのノベライズ 
 という流れで出版された文庫本で、 
 ノベライズ版の著者が大石直紀さん、 
 大元の原作コッミクは安倍夜郎さん、です。 

 プロローグとエピローグを除いて全3話の短編集です。 
 タイトルもおいしそうですよ! 
 豚汁、ナポリタン、とろろご飯、カレーライス・・・。 

 お洒落でおいしいもの、というより 
 普通のおかずを可能な限り
 リクエストに応えて作ってくれる食堂なんです。 

 場所柄や営業時間帯から 
 様々な人間模様が見えてきて、 
 あぁ この食堂に行ってマスターの顔を見ながら 
 豚汁でもいいし、卵焼きでもいいし・・・ 
 おいしいもの食べたーい!!!ヾ(@^(∞)^@)ノ 

 あっという間に読めるのでお正月休みにでもどうぞ♪ 

 参考までに映画の公式HPはこちら→映画 「深夜食堂」

幻色江戸ごよみ (新潮文庫)/新潮社


¥724

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1998年9月発行

盆市で大工が拾った迷子の男の子。
迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、
そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという……(「まひごのしるべ」)。
不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。
その理由とは、あら恐ろしや……(「器量のぞみ」)。
下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。
切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地!


(内容紹介より引用)




短編集です。
随分、前の本ですが読んでなかったので今頃です(^^ゞ

全部で12編の小編がおあさめられています。
まさにホラーですね。
江戸時代ものホラー。

12編あるので四季折々はその通り。
最後にホッとできるお話もあれば
ぞぞぞーっとしたままの怖いお話もたーくさん!

不思議話とホラーの度合いからいうと、
これは真ん中ぐらいかなー。。。

似たような短編集を他に2冊読んでいて
自分の印象だけで比べると、
ホラー色の強い順に
「あやし」>「幻色江戸ごよみ」>「本所深川ふしぎ絵草子」 

1編ずつが短いので細切れの時間にしか読書できない、
という状況の時にいいかも。


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