ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2014年10月

ピルグリム〔3〕 遠くの敵 (ハヤカワ文庫NV)/早川書房


¥929

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2014年9月発行

〈サラセン〉のテロ計画は、ついにその準備を終え、実行の日が迫っていた。
かすかな手がかりをつかんだ〈ピルグリム〉は、
最後の望みをかけて〈サラセン〉の過去を追う。
まったく姿の見えなかった敵の姿がおぼろに浮かびかけ、衝撃が〈ピルグリム〉を襲う。
だが、計画決行までの時間は残り少ない。
意を決した〈ピルグリム〉はついに危険極まりない賭けに出るが……
雄大なスケールで驚異のマンハントを描く超大作、完結!

(内容紹介より引用)



いよいよ完結編。

ここまできたら後はもうスピードあるのみ!という雰囲気で
手に汗を握りながら、早く~早く~ です。

サラセンの決行日がわかる。
だが、肝心の彼はどこに!?
生物兵器と化したワクチンの量は?場所?

その生物兵器がアメリカ国内に広がるより先に
大統領がパニックが起きるのを承知で
全国民へ告知するまでがタイムリミットだ。
ピルグリム、急いで!

完璧なまでに周到なテロ計画に気持ちが挫けそうになる人々。

中東諸国の情勢について、今でもよくわかっていません。
この本の中でテロリストになってしまったサラセンも
初めは愛する人への想いゆえに、だった・・・。

「やられたらやりかえす」
「リベンジ」
いつまでも終わらない負の連鎖ですね。

大長編だったけど、読み終わってみればあっという間!
かなり面白い!サスペンス系エンタメなのかな。



ピルグリム〔2〕ダーク・ウィンター (ハヤカワ文庫NV)/早川書房


¥929

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2014年9月発行

〈サラセン〉の存在とそのテロ計画は、アメリカ政府の知るところとなった。
暗号名〈ピルグリム〉を与えられた男は、すぐに追跡を開始する。
敵の目標は? その手段は? 
手がかりはたった二回の電話傍受記録のみ。
トルコへ飛んだ〈ピルグリム〉は、そこで謎めいた殺人事件に遭遇する……
一方〈サラセン〉のテロ計画は決行へ向けて着々と進んでいた。
はたして〈ピルグリム〉の追跡は実を結ぶのか?

(内容紹介より引用)




2巻目。
登場人物たちがしっかり立ち、サスペンスとしての物語が動きだしました。

アメリカ政府 VS たった一人のテロリスト「サラセン」
組織に属していない正体不明の一人の男を
地球上から速やかに見つけ出さねばならないのだ。

ど~こ~?o(^^o)(o^^)o なんてふざけてる場合じゃない!

既に、読者の方はサラセンについて熟知してるんだけど
主人公の「わたし」は、まだ敵についてカケラほどしか掴んでいない状態です。

そして、この2巻目の100ページを超えたところで
やっと「わたし」が「ピルグリム」となる。
ピルグリム――
普通に調べると巡礼者とか、キリスト教の古の信徒の一人とか出てきます。
ここでは「放浪者」の意味合いで
「わたし」自身が暗号名として決めました。

そして舞台はトルコへ。
トルコの暑い空気が漂ってきます。

この作家さん、とても押さえた文章で書いているのですが
(ん?翻訳家さんのおかげかしら???)
へっ?という笑いどころが私にはあるんですw

例えば、侵入した家屋の屋根に出たら
隣の建物に飛び移るしか逃げ道がない時、
ピルグリムは
訓練生時代にこのくらいの距離(18フィート)を飛ぶ訓練があったから大丈夫、
ただし私の成績は最下位に近く、実践では未経験なのだが・・・
なんていう回想をしてたりするのですよ!

おいおい・・・^^;

そしてクライマックスへ。。。



ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)/早川書房


¥929

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2014年9月発行

アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。
この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。
あの9月11日までは……
引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは
〈サラセン〉と呼ばれるたった一人のテロリストだった。
彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す! 
巨大スケールと比類なきスピード感で放つ、超大作サスペンス開幕!

(内容紹介より引用)




ミステリーというよりサスペンス&エンタメ。
文庫で全3巻という大長編の1巻目。

ものすごく興味があったけど
3冊まとめて買ってしまう勇気はなくw
とりあえず、この1冊目だけで読み始めました。

主人公のアメリカ人らしき男は、
まだ単なる「わたし」でしかない。

ニューヨークで起きた完全犯罪かと思われる殺人現場から始まる。

トップクラスの諜報員であった「わたし」が
ニューヨーク市警の警部補に簡単に見つけられてしまった。

淡々と書かれてはいるけれど
その時の「わたし」の動揺はきっと計り知れなかったに違いない(笑)
「自他共に認める最優秀な諜報員が現場を退き、
身分を変えてヨーロッパで暮らしていたのに
何故、一介の警部補にあっさり見つかったんだ!?」ってところでしょう。

何故って、インターネット網は今や全世界に広がり、
過去の情報は埋もれてはいるけれど、消えたわけじゃないからね。

そして「わたし」はアメリカへ戻ることになる。
また現場へ復帰するのだ。

一方、テロリストの「サラセン」はバイオ・テロの準備をすすめていた。

あっという間に1巻目を読み終わりそうになったので
慌てて本屋さんへ走ったのは言うまでもなくw
2・3巻目を揃えてしまいました!

アクションや暴力のシーンは想像してたよりずっと少なくて
この1巻目で登場人物たちの人となり、関係性がしっかり描かれていて
サスペンスが走り出す予感がします。

2巻目に続く~~~。。。





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