ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2014年08月

セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)/光文社


¥535

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2008年5月発行

荒れ狂う海で、六人のダイバーはお互いの身体をつかんで、ひとつの輪になった。
米村美月、吉川清美、大橋麻子、三好保雄、磯崎義春、そして僕、児島克之。
石垣島へのダイビングツアー。
その大時化の海で遭難した六人は、信頼で結ばれた、かけがえのない仲間になった――。
そんな僕らを突然襲った、米村美月の自殺。
彼女はダイビングの後の打ち上げの夜に、青酸カリを飲んだ。
その死の意味をもう一度見つめ直すために再び集まった五人の仲間は、
一枚の写真に不審を覚える。
青酸カリの入っていた褐色の小瓶のキャップは、なぜ閉められていたのか?
彼女の自殺に、協力者はいなかったのか?
メロスの友、セリヌンティウスは「疑心」の荒海に投げ出された!


(内容紹介より引用)




久しぶりに読んだ石持浅海さんのミステリー。

読み終わってから表紙の人影を見ると、なんともいえず感慨深いです。

しかし、ミステリーとしてどうか?というと
他の作品の方がずっとよかったかな。

一人、執拗に自殺事件に拘る人物が・・・。
途中から、もうコイツしかいないじゃん。
しつっこいな!(`×´)  てね(笑)

それまでは、楽しいはずのダイビングツアーで漂流し
生と死のはざまに漂う内に繋がれる彼らの描写はなかなかです。

生還して生きる力を得た人、
死に囚われてしまった人、
その差は何なんでしょうね。

そこのところはちょっと考えさせられました。



スペシャリテには罠をひとさじ (ヴィレッジブックス)/ヴィレッジブックス


¥950

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2014年8月発行

19世紀が舞台の魅惑のロマンティック・ミステリー!!
没落した貴族令嬢アリアナは、父の仇を追い、
情報通のレディの屋敷にフランス人天才コックとして潜りこんだ。
しかしある夜、彼女の特製デザートを食べた英国皇太子が毒に倒れてしまう。
犯人として追われるアリアナは、謎めいた黒髪の伯爵にかくまわれることになるが─―
19世紀ロンドンを舞台に、華麗なる復讐と社交界の陰謀、
贅沢なチョコレートの味わいが溶けあう、魅惑のロマンティック・ミステリー!

(内容紹介より引用)




珍しく新刊で買った翻訳もの。
本屋さんのポイント使ったのだ^^

装丁とタイトルからてっきりコージーミステリかと思ったら
しっかりミステリーだった!w
嬉しいオドロキ。
お気に入りになりました^^

原題は「Sweet Revenge」
このままでもいいかもしれない。
でも、邦題もお洒落で優雅な雰囲気あるような・・・。

実はレディの称号がつく身分の主人公・アリアナ。
本来いるべき場所をおわれて育ったために
その時代の女性には縁がないような特技を身に付けている。
今風にいうとショコラティエかパティシエか・・・
チョコレートのスイートな香りを漂わせながら格闘もしちゃう!
更には会計士並みの知識も。

単なるアクションの敵討ちだけでなく
当時の社交界に潜む麻薬がらみの経済事件にまで発展していく。

ロマンティックでスウィーティな雰囲気にばっかり浸ってられないのよ^^;
頭の中切り換えて、しっかり考えようww

ちゃーんと、トリュフやブラウニー、ホットチョコレート等のレシピも載ってます♪
訳者あとがきにレシピの難易度があってわかりやすいです。
そして、三部作の1作目とのこと!
楽しみだ~♪
出版社さん、ちゃんと3冊出して下さいね~!お願いします(笑)

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)/集英社



¥540

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加納朋子




2001年10月発行




いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった―。


丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。


やがて2人は、


身近に起こる不思議な事件を解明する〈名探偵と助手〉というもう一つの顔を持つように…。


謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作短篇ミステリー。






(内容紹介より引用)









ブロ友さんが読んでいたので^^




連作短編集。


<目次>


月曜日の水玉模様


火曜日の頭痛発熱


水曜日の探偵志願


木曜日の迷子案内


金曜日の目撃証人


土曜日の嫁菜寿司


日曜日の雨天決行




会社勤めをしていると、毎日同じ電車の同じ場所に乗るようになります。


学生の時の通学とは違うOLならではの視点がおもしろかったです。




男性には理解しにくいかもしれないけど、


スーツとネクタイの組み合わせを女性は意外と記憶してるものなんですよw




そこから始まった陶子と萩。




近いような遠いような、


知っているようでよく知らない関係が


時に心地よく、また寂しく・・・。




二人の日常の中で起こる謎を解きながら


お互いを知っていく大人の二人がいいです。




加納さんにしては、すんなりサラッとした短編集でした。


読みやすいです^^





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