ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2014年04月

中年男性が通勤途中行方不明になり、3カ月後凍った湖で見つかった。
凶器は魚をさばくナイフ。
同じ頃、エリカの友人クリスチャンが『人魚』という小説で作家デビューした。
しかし華やかな出版パーティの最中、謎の脅迫状が届き彼は失神する。
その内容を知ったエリカは、
誰かが今にも殺しそうなほど彼を激しく憎んでいると直感するのだが…。
スウェーデン発、大人気ミステリ・シリーズ第6弾!

(内容紹介より引用)




エリカ&パトリック事件簿シリーズ6作目で最新刊。
お気に入りシリーズの最新刊です。

これまでは既刊のものを順番に読んで追っていました。
今年の1月に出たこの本を読み終ってしまったので
次からは新刊が出版されるのを待ちます。
翻訳ものって1年に1冊出れば順調な方でしょうか。
ということで、
次は来年まで気長に待ってます^^

さて、結婚式も無事済んで
パートナーではなく夫婦となったエリカ&パトリックです。
長女・マヤもすくすく成長しているようです。

成長しているものがもう1つ!
それは、エリカのお腹!!!

なんとエリカは二度目の妊娠中~w
しかも、今度は双子ちゃん♪
作中でエリカが自分で「バーバパパのよう」と表現していますが
巨大なようですww 
確か、エリカは身長も高かったはずで・・・ヨーロッパの人ですもんね。
床に座ってしまったら一人では立てないようです^^;

そして妹・アンナも幸せな妊娠中。
このまま何事もありませんように、と祈るばかり。。。

前作から伏線のあった「人魚姫」が今回の事件の鍵になっているようです。

パトリックの捜査する事件=氷の下から見つかった男性の遺体と、
エリカが作家デビューした友人への脅迫状について、
双方がそれぞれに調べていく内に
過去に深く入り込み、とても悲しくて忌まわしい繋がりが見えてくる。

そしてレギュラーの脇役たちも少しずつ時間が経過してるのがわかります。
いい味出してきてる署長のメルバリ、健在です(笑)

無事に事件も解決したところで
今回、全編を通して疲労の色が濃かったパトリックが!!!

そして、キャーーー!と悲鳴を上げたくなるようなラストへ。

絶対に続きを読まなくてはっっっ!
人魚姫 エリカ&パトリック事件簿 (エリカ&パトリック事件簿) (集英社文庫)/集英社


¥1,080

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私にとって鉄板となった「宮部みゆき時代物」です^^







「あかんべえ」  上下巻  新潮文庫  2007年1月発行




宮部みゆき  (Miyabe  Miyuki)






江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。


主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、


突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。


亡者の姿は誰にも見えなかった。


しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、


高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった――。


この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか?





「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。


あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、


按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男。


亡者と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が


三十年前にここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。


幾重もの因縁の糸はほどかれ、亡者は成仏できるだろうか? 


ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇!








(内容紹介より引用)












相変わらず文庫で上下巻のボリュームです。


でも、読み始めたらあっという間!





なんというか、物語に安定感があるんです。


読み進めるのに足元が揺らぐような不安を感じないんですね。





まだ、出産が文字通り命がけで子供が生き抜くことも難しかった時代。


おりんの両親は相次いで子供を失い、夫婦仲も壊れかけていた。


そんな時に授かったのがおりんだった!


神様からの授かりもの・・・。





両親が店を開く為に深川へ引越してきた主人公・おりん。


今まで通っていた寺小屋仲間とも離れてしまい、


兄弟もいないおりんは一人でいることが多かった。





そんなおりんの世話をし、話し相手になってくれたのは


おりんの両親の育ての親である高田屋からついてきたおつたおばちゃんだった。


しかし、このおつたも訳ありのようだ。





そして、おりんにしか見えない店に彷徨う亡者たち。


彼らもおりんにとっては恐ろしくはなく


時に友だちのような、また保護者のような存在になっていく。





タイトルの「あかんべえ」は亡者の中の一人、


孤児の少女お梅がおりんに向かって「あかんべえ」するのだ(笑)





なぜ彼らは成仏できずに何十年も彷徨ったままなのか?


なぜおりんにだけ、彼ら全員の姿が見えるのか?





それらの疑問の答えはとても辛く、切ないものだった。。。。。





すっごいおもしろくて、読後感も良かったです。





私が読んだのはPHP研究所から出た単行本でしたが


こちら↓古本屋さんで文庫2冊買うよりお安かったのです(^^ゞ







あかんべえ/PHP研究所



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もっと最近に文庫上下巻が発売されています。


↓こちらの方が手に入りやすいと思います。


あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)/新潮社



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あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)/新潮社



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なんと初読み!超売れっ子さんなのに~。







「大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり」  徳間文庫  2011年2月発行




高橋由太  (Takahashi  Yuta)




本所深川では、晴れた日でもびりびり雷が鳴る。


それは、黒猫そっくりで「にゃん」と鳴く、雷獣なる妖怪の仕業だそうで。


しかもこの雷獣、まだ小さいので童女に守られていたりして…。


お江戸を守る妖怪改方の若き同心・冬坂刀弥とその許嫁の八歳児・統子、


そしてちびの雷獣クロスケが繰り広げる大捕物&食楽絵巻!


お江戸を騒がす大盗賊善鬼との戦い、そして天ぷら対決の行方は…。






(内容紹介より引用)









人気のもののけシリーズをいくつも書いてる作家さんです。


おさき~や、ぽんぽこ~など。


それなのに、まだ1冊も読んだことがありませんでした。


何か1冊と思った時に古本屋さんで見つけたのが「びりびり」でしたw




連作短編集です。


<目次>


序 びりびり小路


1 妖怪改方


2 黒天狗


3 包丁幽霊


4 火鬼


5 山姥




あやかしもののお話は色々ありますが


ここは太平の江戸時代、


火付け盗賊改方(もう超がつくほど有名!)と


双璧を成すように組織されたのが妖怪改方だった!




最初から妖怪・幽霊ありき、の世界なのだ。




妖刀村雨を使いこなし「見る」ことのできる妖怪改方の同心・刀弥と、


まだ8歳なのに親の遺言で許嫁になった統子、


彼女に守られているクロスケ。


このクロスケ、見た目はまだ子供の黒猫・・・


が、とんでもない力をもつ雷獣なのだ!




更には、刀弥が使役する小鬼や


河童に落ち武者、幽霊まで登場します。




疲れた時に読むとホッとするような雰囲気があります。


コミカルでくすっと笑えたりも。




連作短編集で1冊ごとに完結してるのかと思ったら


どーん!と見事なくらい「続く」になってました^^;


既にシリーズ3巻まで出てて、コミックもあるそう。。。




さらっと読めました♪


大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり (徳間文庫)/高橋 由太



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