大人向けユーモア漂流記!?
「オイアウエ漂流記」 新潮文庫 2012年2月発行
荻原浩 (Ogiwara Hiroshi)
南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流されたのは……無人島!?
生存者は出張中のサラリーマンと取引先の御曹司、
成田離婚直前の新婚夫婦、
ボケかけたお祖父ちゃんと孫の少年、そして身元不明な外国人。
てんでバラバラな10人に共通しているのはただひとつ、「生きたい」という気持ちだけ。
絶体絶命の中にこそ湧き上がる、人間のガッツとユーモアが漲った、サバイバル小説の大傑作!
(内容紹介より引用)
ずっと前に感想を書いた「コールドゲーム」と同じ作家さん―
なのですが、雰囲気というか中身は全く違います。
ネット上でも賛否両論あるようです。
「コールドゲーム」や「噂」のように重たい作品でファンになった人には
物足りないというか、えぇ!?て感じになるようですね。
私はどちらも好き♪
一人の作家さんで二味楽しめる、ような気がしてます。
このお話はシリアスになりがちな漂流記を
ユーモアたっぷりに書いています。
成田からフィジーへ、そしてトンガへ。
更にトンガから小型プロペラ機で行く南の島・・・
のはずが悪天候で墜落!
おもしろいばかりじゃなくて
様々な人間模様、生きるという基本的なことが目の前に突出します。
乗客を救って自分は機体とともに沈んでしまった機長の犬、
ゴールデンレトリーバーの存在。
おじいちゃんと一緒に旅行中だった小学生の男の子、
でも保護者であるおじいちゃんにはボケの症状が強くなり・・・。
なんだかんだと言いながら結構がんばる彼らの姿は良いです。
かなりのページ数ですが、ストーリーが笑えるのですいすいと読めます。
GWに南の島へ行った気分でどうぞ( ´艸`)
- オイアウエ漂流記 (新潮文庫)/新潮社

- ¥907
- Amazon.co.jp

