わぁ~ とっくに書いたと思っていたら!!!
「配達あかずきん」 創元推理文庫 2009年3月発行
大崎梢 (Ohsaki Kozue)
書店の謎は書店員が解かなきゃ!
近所に住む老人から託されたという、「いいよんさんわん」謎の探求書リスト。
コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪してしまった母親を、捜しに来た女性。
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真……。
駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、
勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組む。
元書店員の描く、本邦初の本格書店ミステリ! シリーズ第1弾。
解説=戸川安宣
(BOOKSデータベースより引用)
短編集。
「パンダは囁く」
「標野にて 君が袖振る」
「配達あかずきん」
「六冊目のメッセージ」
「ディスプレイ・リプレイ」
ずっと前に感想文を書いたつもりでした~(>_<)
たぶん、多くの方があちこちで感想文書いてると思います。。。
書店でおこる小さな謎を名探偵・ホームズのように解き明かすのは、
アルバイト店員の多絵。
そして、ワトソン役が正社員の杏子。
本好き、本屋さん好き、にはぴったりのシリーズだと思います。
私自身、2年ちょっと書店アルバイトの経験があるので
杏子たちの日常業務に懐かしく思い出したりしました。
本は好きだけど、本屋さんの仕事について全く知らない人にとっても
へぇ~こんなことしてるんだ~って新鮮に感じるかもしれません。
「読み応えのある」というよりは、
町の本屋さんの謎解きを一緒に楽しみましょう、というスタイルでどうぞ^^
成風堂書店シリーズとして、あと2冊出てます。
「晩夏に捧ぐ」→これは長編です。
「サイン会はいかが?」→短編集。
実は、このシリーズともう1つ、
出版社の営業マンが主役のシリーズがあって
つい最近2つのシリーズがリンクした新刊が出ました。
- 配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)/東京創元社

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