ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2013年08月

初読みの作家さん。







「パリ警察1768」  徳間文庫  2013年8月発行




真梨幸子  (Mari  Yukiko)






1768年。


革命前の爛熟したパリで、女の惨殺死体が発見された。


かつて美貌の青年侯爵サドとの醜聞で、パリ中に名を知られた娼婦をいったい誰が殺したのか。


パリ警察で、放蕩貴族を監視する特殊任務につく私服警部マレーは、


事件の真相を探るべく、奔走するが……。


歴史ロマン×警察小説の革命的融合! 


ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者の原点にしてライフワーク作、登場!


(『パリ黙示録』改題)






(BOOKSデータベースより引用)









ベストセラーになった「殺人鬼フジコ~」は読んでないです。


なのに、何故この本を手に取ったかというと


タイトルの1768は1768年という意味でその時代のパリのミステリーだからです。


中世ヨーロッパ、惹かれます♪




で、読み始めたんですがー


なんでしょうね、睡魔に憑りつかれていました^^;


なかなか進まず・・・




全体に汚物と死体の腐敗臭が漂っています。


もちろん、そういう部分もあったでしょうね。


きれいでおとぎ話みたいな中世の都市はなかなか・・・


下水も整備されていないし、誰かが亡くなっても火葬の文化もない。


そもそも香水というのは


体臭や排泄の臭いを消すために作られ、使われていたというんですから。




ただ、それにしても漂い過ぎです。


ちょっと鼻が曲がりそう!眉間に皺よる!w




当時のパリの街に一緒に立ってしまう感覚で読むとキツイのかなぁ。。。




ミステリーとしては良いです。


なかなかです。


殺人事件の謎解きと共に、マレー警部自身も訳ありです。




好き嫌いがあると思うので、よく吟味されてください~^^




パリ警察1768 (徳間文庫)/徳間書店



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新シリーズ、始まる!
妖怪だって、「人情」があるんだよ~。
大人気シリーズ『妖怪アパートの幽雅な日常』の著者が描く、魔界見聞録!

三ツ目や化け狐たちが平和に暮らす、おだやかな魔都「大江戸」。
かわら版屋の少年・雀は、この町に住むたったひとりの人間だ。
面白話を求めて奔(はし)り回る雀のところに「人間を拾った」との一報が。
おかっぱ頭の童女が、人間の住む異界から落ちてきたというのだ――。
朗らかな妖怪たちの姿を鮮やかに描いた、優しい人情噺(ばなし)。

(BOOKSデータベースより引用)




このシリーズ、とても長いということが読んでからわかりました^^;
サブタイトルの「異界より落ち来る者あり」①②で
1つのお話が完結しているようでしたので、そこでストップしました。

コミック感覚で読めるYA向け、でしょうか。
おもしろいです^^

妖怪もの、というと大抵は人間界に妖怪が出るパターンですが、
これは逆なんですね。
妖怪が住む世界が別の時空にあって、
そこは大江戸と呼ばれる人間界で言えば江戸時代の江戸の町。

ある時、人間の少年がここへ落ちてくる。
大抵は落ちてきた空間の繋ぎ目(?)から戻してしまうのだが
この少年ちょっと訳ありで・・・

妖怪たちの住む大江戸で
雀と名付けられた人間の少年がかわら版屋になる。

そこに住むものたちには見慣れた景色が
雀には驚きの連続だ!

そこへまた一人、今度は女の子が落ちてくる。

雀がこの「大江戸」で成長していく姿が続いていくシリーズのようです。
またいつか続きを読むかもしれない・・・。

大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫)/講談社


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大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二 (講談社文庫)/講談社


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夕方、記事を書いてる途中で夕食を外で食べようと
みんなで出かけてしまい、こんな時間のUPになりました(^^ゞ





わ~ 感想文忘れてた~!







「失われた町」  集英社文庫  2009年11月発行




三崎亜記  (Misaki  Aki)






ある日、突然にひとつの町から住民が消失した―


三十年ごとに起きるといわれる、町の「消滅」。


不可解なこの現象は、悲しみを察知してさらにその範囲を広げていく。


そのため、人々は悲しむことを禁じられ、


失われた町の痕跡は国家によって抹消されていった…。


残された者たちは何を想って「今」を生きるのか。


消滅という理不尽な悲劇の中でも、決して失われることのない希望を描く傑作長編。


驚異の新人・三崎亜記が贈る待望の長編、「町」シリーズ第2弾!!






(BOOKSデータベースより引用)









感想文をすっかり忘れていました(>_<)


今朝、本棚の整理をしていて(溢れてきた^^;)


感想文を書いてない本が数冊発掘されました。


その中の1冊です(^^ゞ




ほんの少しのSFっぽさもあり、


設定の珍しさも手伝って読めました。




私の場合は・・・「でも」が続いてしまう。




タイトルの「失われた町」ですが、


失われるのは、そこに暮らしていた人々であって


町がすっぽりなくなって空き地になるんじゃないんですよね。




この作家さんの本は「となり町戦争」を読んで以来ですが、


その時、サラッとした読みやすい文体で恐ろしいことを書いてるなっていう印象。


今回も同じでした。




ある日突然、自分はいつもの職場にいて


家にいた家族全員、妻、子供、親、兄弟、恋人・・・消えてしまったら耐えられますか?


嘆き悲しむことも許されないんです。


その心中を想像してしまうと、かなりきつい。




とても身近な誰かを亡くしたことのある人と


まだ経験のない人と、感じるものに温度差があるかもしれません。




冒頭の章「プロローグ、そしてエピローグ」を消化できれば


あとは読み進められるんじゃないかなぁ。


ここに登場した人たちの名前を覚えておくと、


途中でうっすらとエンディングが見えてくるかも~。




最初の章から30年という時間を遡って本編が始まる、という体裁です。




人々が消えてしまった町に「回収員」と呼ばれる人たちが入っていく。


彼らは国家によって毎回選ばれる。


その選択基準も決して楽しくない。




ある時、誰もいなくなった家で回収員によって赤ちゃんが発見される。


もちろん生きている。


しかし、何故生きていられたのかは不明。


その子供は、消滅に対して免疫がある として


国家によって管理されて成長するのだ。




次の消滅が起きる30年後までに防ぐ手立てを研究する人たちがいる。。。


失われた町 (集英社文庫)/集英社



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