ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2013年07月

8月最後の日に。。。







「船乗りクプクプの冒険」  集英社文庫  改訂版2009年5月発行




北杜夫  (Kita  Morio)






宿題、勉強ああ嫌だ…


机にむかうフリをしながら現実逃避のためにページを繰った少年は、


いつの間にか物語の主人公として大海原にこぎだすはめに。


そこは奇妙でハチャメチャな別世界。


元の世界に戻るためには、物語の中を逃げ続ける作者を捕まえなければ!


退屈な日常をがらりと変える豊かな空想の世界。


大人から子どもまで、読み始めたらとまらない奇想天外なファンタジーが新装版で復刊。






(BOOKSデータベースより引用)









子供たちの夏休みシーズンが終わる今頃に


なぜだかピッタリな気がしました^^




ほんとの初版は1977年。


2009年にこの改訂版が出るまでに、なんと24刷!


私が手にとった改訂版も既に4刷。


大人気ですね♪




とっても可笑しくて楽しい物語。


最初はニヤニヤ、


だんだんクスクスになってきて


結局、プハッと吹いてしまう!


あはははは!って大人でも笑えるんじゃないかなぁ。


笑ってほしいなぁ。




少年の名前はタロー、


読んでいた物語に出てくる男の子の名前がクプクプ。




でも、その物語は書きかけのままだった。


タローはぷりぷりしながら本を閉じたら、めまいがする~~~。




タローは物語の中へ入っていて、クプクプになっていた!




仕事がしたくなくて逃げるキタ・モリオをなんとか捕まえて


物語を完成させてもらうのだ~~~!




素直に楽しんでほしいです。




船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫)/集英社



¥460

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こなもん大好き~♪







「こなもん屋うま子」  実業之日本車文庫  2013年8月発行




田中啓文  (Tanaka  Hirofumi)






その店は、大阪のどこかの町にある。


仕事に、人生に、さまざまな悩みを抱える人びとが、


いかにも「大阪のおばはん」の女店主・蘇我家馬子(そがのやうまこ)がつくる、


たこ焼き、お好み焼き、うどん、ピザ、焼きそば、豚まんなど、絶品「こなもん」料理を口にした途端……


神出鬼没の店「馬子屋」を舞台に繰り広げられる、爆笑につぐ爆笑、


そして感動と満腹(!?)のB級グルメミステリー!


日本コナモン協会会長・熊谷真菜氏も太鼓判! 読んだら必ず食べたくなります!

※ちなみに、「こなもん」とは……小麦粉を使った料理の総称を指す大阪弁。






(BOOKSデータベースより引用)






<目次>




豚玉のジョー

たこ焼きのジュン


おうどんのリュウ

焼きそばのケン

マルゲリータのジンペイ

豚まんのコーザブロー

ラーメンの喝瑛









好き嫌いがあるかもしれません。


まず、場所が大阪だから会話はほぼ大阪弁です。


そして主人公?のうま子が世間で噂されてる典型的な「大阪のオバチャン」です(笑)


決してお上品ではなく、接客業としても「どうなの?」と思うでしょう。




更に、こなもんが好きじゃないとヨダレが出ませんw




ちなみに私の場合、目次から選ぶと


1位 たこ焼き


2  おうどん


3  焼きそば


大好きだーーー!


あとの、豚玉、マルゲリータ、豚まん、ラーメンはおまけで^^




食いしん坊にはたまりませんよ~。


でもね、お店の描写もかなり汚かったりして、


実際、入るかどうかはビミョーです^^;




ミステリーというほどの謎ときではなくて


2話目からは、うま子パワーがどこで全開になるか!?


そこにワクワクドキドキです。




ちょっとスカッとするのかな。


どりゃ~!と力づくで解決するようなw


イリュージョンですね!




挙動不審なお客さん、


誰?どしたの?ってところから始まるお話です。




初読みの作家さんなのですが


読書友だち(こんな括りあったっけ?w)のになるさんが紹介してた


「鍋奉行犯科帳」が見つからなくて最新刊のこちらを読みました。


面白かったから、「鍋奉行~」もまた古本屋さんで探してみます~^^




こなもん屋うま子 (実業之日本社文庫)/実業之日本社



¥650

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5
ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。
その領主を父に持つアミーナは、
放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、
その従士の少年ニコラに出会う。
ファルクはアミーナの父に、
御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、
と告げた……。
いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、
魔術と剣と謎解きの巨編!

自然の要塞であったはずの島で、
偉大なるソロンの領主は暗殺騎士の魔術に斃れた。
〈走狗(ミニオン)〉候補の八人の容疑者、沈められた封印の鐘、
塔上の牢から忽然と消えた不死の青年──
そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 
魔術や呪いが跋扈する世界の中で、
推理の力は果たして真相に辿り着くことができるのか? 
第64回日本推理作家協会賞を受賞した、瞠目の本格推理巨編

(BOOKSデータベースより引用)




すっごいおもしろくて一気読み!
紹介してくださったキイさん、ありがとうございました^^

「折れた竜骨」特設ページ → http://www.tsogen.co.jp/ryukotsu/

創元推理社のHPで特設ページを作っていました。
人物相関図があったりして、物語がわかりやすくなってます。
興味持ったけど、迷ってる・・・という時に見てみるといいかも!

まず、著者が日本人でびっくり!

古のヨーロッパを舞台にして、全くの架空の島を設定し
錬金術師や呪われたデーン人(アンデッドらしい)、騎士たちが登場する。

ファンタジー一色なのかと思うと、そうでもない。
領主を殺害した犯人は推理によって追いつめられていく。
アリバイと証拠を調べ、聞き込みをする。

もちろん、その過程には不思議な術も・・・
出てくるアイテムたちも興味をそそられます^^

ソロンの港は各国から海を渡ってやってくる商人たちで大賑わい。
その様子はとても活気にあふれているようで、
マーケットをうろついてみたくなってしまった(^^ゞ

ヒロインのアミーナは領主の娘で、兄が跡取りなんだけど
愚兄賢妹ってやつかな^^;
だって、この兄って騎士のくせに
港が襲われても領民を守るために戦いにこないのだ!ww

勝敗が決まったころになって部下を連れて
わぁ~!って来たって・・・┐( ̄ヘ ̄)┌

そして、すご腕の騎士であり術士でもあるファルクと
その従士の少年・ニコラ。
ニコラは師匠のファルクから、アミーナの護衛を命じられる。

推理によって犯人が明らかになった時・・・!
辛く悲しい結末はアミーナとニコラ、それぞれの心に深く残ったと思う。

アミーナは愚兄を支えるために
生涯をソロンで過ごすと心に決めたようだ。

ニコラは、そんなアミーナの初めての騎士となる。
ヨーロッパのどこに居ても、アミーナとの合い言葉を聞けば
必ずソロンに戻ってくると誓い、再び船に乗って旅立つ。

その合い言葉が「折れた竜骨」。
アミーナが何を思い描いてその言葉にしたのかは、物語の中で。。。

いつか、成長したアミーナとニコラの物語を読んでみたい。
折れた竜骨 上 (創元推理文庫)/東京創元社


¥651

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折れた竜骨 下 (創元推理文庫)/東京創元社


¥651

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この装丁もなかなか洒落ています。
普通、本屋さんで上下巻は横並びに置いてあると思うのですが
この本は上下に並べた時に絵が出来上がります。
そこに 竜骨が 見える かな。

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