ねこの夢

読んだ本の備忘録として。。。

2012年07月

20年前、兄が言ったんだ
「誰かが<のっぺらぼう>を見るようになったら呼んでほしい――」

みんなの顔が〈のっぺらぼう〉に見える――。
息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。
家族みんなで暮らした懐かしいパルプ町。
桜咲く〈サクラバ〉や六角交番、タンカス山など、
あの町で起こった不思議な事件の真相を兄が語り始める。
懐かしさがこみ上げるメフィスト賞受賞作!

(BOOKSデータベースより引用)




いつものように古本屋さんで、ふと目に付いた1冊。
私にとっては「アタリ」でした^^

小路幸也氏の書くものは、
「東京バンドワゴン」のようにわかりやすい家族の物語と、
この本や、先に感想文UPした「猫と妻と暮らす」 のような
幻想的な物語とがあるようですね。

始まりは今、弟の息子(小学生)に訪れた異変から始まる。
そして20年ぶりに兄に連絡をとり、
兄は東京郊外から飛行機に乗り
言葉通り「すぐに」訪ねてきてくれたのだ。

そして兄の長い物語が語られる。

この兄は1963年生まれ、私より1歳年上。
その小学生時代のお話。

同じ時代なので共感できるところもたくさんあるけど
いや、こんなじゃなかったよーというとこも同じくらいあったw
私の小学生時代は千葉県。
物語に書かれているより、もうちょっと現代的だったww

それでも今よりは、
不思議なものは不思議と思うままに受け入れていたような気がする。
そんな心が大切なのでしょう。

解す者(ゲスモノ)、
違い者(タガイモノ)、
稀人(マレビト)、
自分の意志に関係なく選ばれてしまった人たちがいるそうだ。

子供たちが主人公ではあるけれど、
子供が読むには少しホラー色が強すぎて、謎も複雑かもしれない。
やっぱり大人の楽しむ不可思議でノスタルジックな物語だと思う。

最後に、兄は幼い甥っ子の為に
すぐにこの近くに引越してくるよ、と言ってくれる。
きっと訪ねてきた時と同じように本当に「すぐに」来てくれるだろう。

兄弟の上のものが、どんなに下を想っているか・・・
下の子たちにはわかりにくいのかな。
私は長女、私の母も長女だったので
二人でそんなことを話したことがある。
親の愛とは違うけど、それもまた愛なのです。

そんなことを感じて最後に安堵と共にホロっとしました。

読み終わって、
これ絶対に続編があるはずだと思って
(根拠があるわけでなく、タダのカンです(^^ゞ)
検索して探してみたら・・・あった!
完璧な続編というわけじゃないらしいけど。
「高く遠く空へ歌う歌」
同じ古本屋さんで探したけど、そんなに都合良くあるはずもなく
某大手ネットショップで古本を購入しました^^;
今、読んでるので近い内にまた感想文UPします。


空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)/講談社


¥600

Amazon.co.jp

さてさて、感想文です。




表紙のイラスト、可愛くて買ってしまいました♪


(参考までにイラストレーターは たけわきまさみ さん)


前に感想文を書いた「ミツバチたちのとんだ災難」
と同じく


原書房から新しく創刊されたコージーミステリのラインナップです。









「掘り出し物には理由(わけ)がある」  コージーブックス  2012年8月発行




シャロン・フィファー  (Sharon Fiffer)






アンティークのボタンに陶器、絵葉書に古い結婚式の写真――


興味のない人にはただのがらくたでも、


蒐集家(コレクター)にはうっとりするような宝の山。


そんな貴重なアンティークを探し出すのが、


蒐集家にしてフリーランスの「拾い屋(ピッカー)」であるジェーンの仕事。


といってもまだ駆け出しで、


ついつい自分の好きな雑貨に目がいってしまうのが玉にきず。


その日も七つ道具をひっさげ、お宝をさがしに朝から処分セールへ。


美しい植木鉢と出逢い、最高に幸せな気分で帰宅した彼女に予期せぬ事態が!


隣家の主婦が何者かに殺されたのだ。


そして、遺体の服から消えていたアンティークのボタン。


いったいなぜ? 蒐集家の鋭い観察眼で事件の真相に迫る!






(BOOKSデータベースより引用)











えーと・・・海外もののコージーミステリ、好きなんですよね。


気楽に読めるから^^


海外の生活習慣や社会システムなんて


知らないことがほとんどだから


「有り得なさ過ぎる!」とか余計なこと感じなくて済むし。




で、結構お気に入りのシリーズがあったのですが


(いずれ感想文書きますね)


途中で止まっちゃったのか、滞ってるだけなのかわからなくて


他にないかな~?と思って最近何冊か読んでます。




表紙のイラストの女の子が可愛くて、


あらすじにも「駆け出し」って書いてあったから、


勝手にイラストの女の子ぐらいの若くてキュートをイメージしてたら、


主人公は、なんと40歳で、子供あり、自分の浮気が原因で夫と別居中、


キャリアウーマンだったのがリストラされて無職になった――


という設定で、躓いた・・・。


えぇ~って!自分が想像してた主人公と全然違ってて驚いた。


勝手にイメージしてた人物像とかけ離れてて自分で笑ってしまった(笑)




アンティーク収集の世界って全く知らないので


日本でも同じようなことをしてるのか、


アメリカだけなのかわからないけど、


解体する家の持ち主が


「家の中にあるもの何でも売ります」っていうセールをするのが


面白そうで、ちょっと覗いてみたくなりました。


で、そこで収集して買い取って、他へ売るっていう仕事なんですね。




その収集するアイテムと個人的なスキャンダルが原因で事件がおこる。




海外コージーミステリって謎解きより


登場人物や背景に魅力を感じて読むことが多いので


これは、どうかなぁ。


私はもうちょっと違うのも読んでみて決めようかな^^




家族がどうなるかと、アンティーク収集に興味があるなら


きっと続きも楽しめる・・・と思います。






掘り出し物には理由がある (コージーブックス)/原書房



¥930

Amazon.co.jp





本が好き!
というサイトに書評を投稿しました。

このサイトには献本というシステムがあって
めげずに応募してると抽選でたま~に本が貰えます(笑)

翻訳物は文庫でもお値段高いので頂けるとものすご~く嬉しいんです^^

「ハウルの動く城」(ジブリ映画)の原作本を書いた作家さんです。



母さんが再婚したジャックは、横暴でとにかくいやなやつ。
ある日化学実験セットを買ってきたのだが。
英国児童文学の女王が、家族の危機と魔法騒動を描いた面白ファンタジー。


(BOOKSデータベースより引用)




うちの一階には鬼がいる! (創元推理文庫)


  • ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

  • 東京創元社

  • 1008円


Amazonで購入

書評



書評 をクリックすると私の書いた文の掲載ページへとびます。


*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆ *:.*:..。o○☆ *:..。o○☆ *:..。o○☆


よく、どうやってそんなにたくさんの本を?と聞かれます。

私の読書好きは子供の頃の絵本から始まり
小学校では学校の図書室に通いづめていました。
地元の町に図書館がなくて
当時、商店街に2~3軒あった本屋さんを巡ってもいました。
ちょっと怪しい小学生だったかな(^^ゞ

アルバイトも本屋さんでしてたくらいです。
当時でも時給はとても低かったのに!(笑)

本屋さんと図書館、どちらも何時間でもいられる、というか
時間が過ぎるのを忘れてしまうので
今でもハッと気づいて時計を見ては安堵して、を繰り返し・・・。

片道40~50分の通勤してる頃から往復で1冊読み切ってしまうこともしばしば。
よく、2冊持ち歩いてました(^_^;)
今でもトータル2時間ぐらいで1冊読み終わっているようです。
(今回の本は2時間かからなかったー♪)
寝る前に、ほんの数ページでもめくったりしています。
さすがに昼間まとまった2時間の読書時間を作るのは厳しいですね~。
病院の日だけかな。

感想文をUPしている本は
全て、最近読んだわけではなく、過去に読んだものもあります。
細かいところを忘れちゃってて、ザザッと再読したり。

結局、本を読むことが好きなんですね^^
漢字も読めるようになるしw
読んでいる間はその世界に浸っていられるのも魅力の1つです。

そういえば、実家の家族全員が今も昔も読書好き人間ですねー。
だから本が溜まって・・・
何回か、妹と地元のフリマで売ってました(^▽^;)

本を通して、知らないことを知るのは楽しいと感じてます。
義務にならないように、これからも楽しみたいと思っています^^






↑このページのトップヘ